20240215 Mnahcester United(C)Getty Images

昨季最も高額なスカッドはマンチェスター・ユナイテッド…総額2300億円で2019-20季レアル・マドリーを上回り史上最高額に

昨シーズンのマンチェスター・ユナイテッドが世界一の高額スカッドだったことがわかった。欧州サッカー連盟(UEFA)のレポートが伝えている。

新たにアヤックスからエリック・テン・ハーグ監督を招へいしたマンチェスター・Uは、2022年夏に複数の高額補強を実施。8200万ポンド(約155億円)でアントニー、7000万ポンド(約132億円)でカゼミーロを獲得し、高額な移籍金で獲得したハリー・マグワイアやジェイドン・サンチョらを擁するチームに加えてシーズンに臨んだ。

この補強が功を奏して、マンチェスター・Uはカラバオカップを制して2017年以来6年ぶりとなるトロフィー獲得を実現。さらには、2シーズンぶりのトップ4フィニッシュも飾っていた。

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UEFAの『The European Club Finance and Investment Landscape』によると、マンチェスター・Uが昨シーズンのスカッドを構成するために支出した総額は14億2200万ユーロ(約2297億円)に上る。これは、2019-20シーズンにレアル・マドリーが記録した13億3200万ユーロ(約2151億円)を上回って、史上最高額になるようだ。

マンチェスター・Uの次には、プレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、FAカップの3冠を成し遂げたマンチェスター・シティで12億8600万ユーロ(約2077億円)。3番目には10億8400万ユーロ(約1751億円)でチェルシーが続いたが、同クラブのデータは2021-22シーズンのものであり、積極補強を敢行した2022年夏から昨夏までの収支は反映されていない。

2022-23シーズン高額スカッドトップ10は以下の通り。

1位 マンチェスター・ユナイテッド 14億2200万ユーロ
2位 マンチェスター・シティ 12億8600万ユーロ
3位 チェルシー 10億8400万ユーロ
4位 レアル・マドリー 10億3100万ユーロ
5位 パリ・サンジェルマン 9億3800万ユーロ
6位 リヴァプール 9億500万ユーロ
7位 アーセナル 8億9000万ユーロ
8位 ユヴェントス 7億6900万ユーロ
9位 トッテナム 6億6600万ユーロ
10位 インテル  5億8900万ユーロ

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