マンチェスター・ユナイテッドは、アタランタFWラスムス・ホイルンドと個人条件面で合意に達したようだ。
昨季エリック・テン・ハーグ監督の下、リーグカップ制覇にFAカップ決勝進出、プレミアリーグ3位フィニッシュを達成したマンチェスター・U。新シーズンに向けて積極補強に動いており、メイソン・マウントの獲得を決めた他、GKアンドレ・オナナの加入も間近に迫っていると伝えられている。
さらにストライカーの補強も狙っていることが指摘されていたが、注目の若手ストライカーと個人合意に達したようだ。『The Athletic』によると、20歳FWホイルンドと暫定的な個人条件面で合意を得られたという。
昨夏アタランタに加入するとセリエA32試合で9ゴールを奪い、昨年9月にデビューを飾ったデンマーク代表では6試合6ゴールと、世界中の注目を集めるホイルンド。20歳ストライカーにはパリ・サンジェルマンも関心を寄せているようだが、アタランタの要求金額は高額なようだ。
同メディアによると、アタランタ側は当初の要求額である1億ユーロ(約156億円)からは値下げしたものの、移籍金7000万ユーロ(約109億円)+ボーナス1000万ユーロ(約16億円)を求めている模様。また、マンチェスター・Uは以前に金銭+選手譲渡でオファーしたものの、アタランタ側は金銭のみを求めていると伝えられている。
なおマンチェスター・Uは、今夏の補強予算は1億ポンド(約181億円)となっているようだ。そのため、オナナに次ぐ大型補強を実行する前に選手の売却が必要になる可能性が高いとも指摘されている。さらにホイルンドが優先ターゲットではあるが、ランダル・コロ・ムアニ(フランクフルト)など別の選択肢も検討している模様。今後の展開には注目が集まっている。




