元マンチェスター・ユナイテッドのアンディ・コール氏は、古巣のアーリング・ハーランド獲得に懐疑的な意見を語った。
昨シーズンにザルツブルクで頭角を現したハーランドに対しては、昨冬の移籍市場でもモルデ時代の恩師オーレ・グンナー・スールシャール監督率いるマンチェスター・Uが興味を持つと報じられていたが、実現には至らず。ドルトムント移籍が決定した。ノルウェー代表FWはブンデスリーガの舞台でもゴールを量産すると、レアル・マドリーやマンチェスター・シティなど多くのビッグクラブが獲得を熱望していると伝えられている。
今後の移籍市場でも大注目のハーランドだが、引き続きマンチェスター・Uも関心を示していると見られている。しかしコール氏はイギリス『ミラー』で、2017年以降メジャートロフィーから遠ざかっている現状では、若手選手を魅了することは難しいと主張した。
「例えばハーランド、彼のような選手を獲得するためには、魅了できる何かが必要だ。優勝トロフィーや1年後の獲得の可能性など、何かしらを示さなければいけない。オプションにはマンチェスター・シティ、リヴァプール、チェルシー、レアル・マドリー、バルセロナもあり得る。そのような選手たちには多くの選択肢が存在する」
「それらすべてのクラブがオプションとしたとき、現時点でユナイテッドのどこに注目すればいい？私はユナイテッドを愛しているが、特にそのような選手たちを引き抜こうとするとき、クラブが現状で他を上回れるとは思えない」
「私がユナイテッドと契約したときとは異なるんだ。当時は誰しもがみんなユナイテッドに行くことを希望していた。しかし、私たちは今2021年にいるんだ。現状のユナイテッドに誰が来たいと思うんだ？みんなが今、このクラブに来ることを希望するなんてまったく確信できない」
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