マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハーグ監督は、マタイス・デ・リフトを欠いてブレントフォードに得点を許した場面への不満を口にした。
19日に行われたプレミアリーグ第8節でマンチェスター・Uはホームでブレントフォードと対戦。前半アディショナルタイムに先制点を許したマンチェスター・Uだが、47分にアレハンドロ・ガルナチョが同点弾をマーク。さらに、62分にはラスムス・ホイルンドが逆転ゴールを挙げ、マンチェスター・Uは2-1でブレントフォードに勝利した。
この試合では、ブレントフォードの先制点の場面で、デ・リフトが止血のため治療を受けていた。同選手は試合序盤から相手選手との接触で複数回にわたって頭部から出血。失点の場面でも同選手がピッチに残ることを許されず、ピッチ外で治療を受けざるを得なかった状況にテン・ハーグ監督は不満をあらわにした。
「我々は不当な扱いを受けたと感じていたし、それをエネルギーとして利用した。なぜ彼がピッチ外に出ないといけなかったのか理解していなかった。マタイスのところに行き、彼は“血は乾いているのに出ないといけない。なぜだかわならない”と言っていた」
「ブレントフォードはコーナーをとても得意として、我々はヘディングを得意とする選手を欠いていたから、とても大きな場面だった。我々はハーフタイムに怒りを感じていた。決して完ぺきではなかったが、我々は試合をコントロールしていた。チャンスも与えてはいなかったし、我々はチャンスを作っていた。失点したとき、不公平だと感じていた」
また、テン・ハーグ監督は後半の逆転劇について「後半、我々は団結さを示した。強い意志を見せ、美しい2ゴールがあった。全員にとって楽しい午後になったはずだ」と振り返っていた。