マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハーグ監督は、クリスティアーノ・ロナウドの批判に反論した。
2021年夏にマンチェスター・Uに復帰したロナウド。1年目にはチーム得点王として活躍した同選手だが、2年目にテン・ハーグ監督が就任すると、状況が一転し、ベンチを温める時間が続いた。その後、インタビューの中で指揮官を非難したロナウドは、2022年末に退団してサウジアラビアのアル・ナスルに加入した。
そんなロナウドは、先日に「僕の考えでは、彼らはすべてを建て直す必要がある。監督はリーグとチャンピオンズリーグで優勝を争えないと言っている。マンチェスター・ユナイテッドの監督として、リーグやチャンピオンズリーグで優勝するために戦わないなんて言えない」と主張した。
これを受け、テン・ハーグ監督は12日のプレスカンファレンスで「マンチェスター・ユナイテッドはプレミアリーグで優勝できないと。記事をよく読めば彼はこう言っている。彼はマンチェスターから遠く離れたサウジアラビアにいるね。誰もが意見を持つことができる。大丈夫だよ。私には何の影響もない。我々がどこにいて、どこへ行こうとしているのか、プロセスの中で分かっている」とコメント。
また、チームが開幕3戦で1勝どまりで、現在連敗中と調子が上がらない中、テン・ハーグ監督は自身の将来に関する質問にも回答した。
「5月になれば我々がどこにいるかがわかるだろう。まだシーズンは始まったばかりで、トロフィー獲得やできる限り高い順位で終わることが重要だ。すべての試合に勝つためにできる限りのことをやる。そして、5月に様子を見ようじゃないか。私に影響を与えるものではない。我々はまだ過渡期で、我々はたくさんの若手をチームに入れ、負傷者にも対処しないといけない。我々はすべての試合に勝利しなければならない。チームはこのことを知っている」