マンチェスター・ユナイテッドは、クラブ史上初のフットボールディレクターとテクニカルディレクターの就任を発表した。
2013年のアレックス・ファーガソン元監督退任以降、プレミアリーグ優勝から遠ざかるマンチェスター・U。ジョゼ・モウリーニョ政権下では補強面での失策も重なり、2018年12月の解任を機に、ディレクター職の設置を求める声とともに多くのビッグネームの就任の噂が出ていた。
そして10日、マンチェスター・Uは2013年からクラブに加わったジョン・ムーター氏がフットボールディレクターに、現役時代に同クラブで活躍し、今シーズンからオーレ・グンナー・スールシャール監督の下でコーチを務めていたダレン・フレッチャー氏がテクニカルディレクターの職に就くことを発表。さらに、交渉部門のディレクターとしてマット・ジャッジ氏が就任することも併せて発表された。
クラブ史上初のディレクター職を設置したことを受け、エド・ウッドワードCEOは「近年の私たちのクラブとしての発展をさらに強化する非常に重要な役職だ。ジョンとダレンがこの役割を受け入れてくれたことに満足しており、将来的な成功のためにオーレや他のスタッフと協力しての彼らの貢献を楽しみにしている」とさらなる発展を期待した。
なお、新たな役職を与えられたムーター氏とフレッチャー氏は、トレーニンググラウンドに姿を現して、スールシャール監督とともに補強や他の戦術的な面で日々取り組む予定。また、テクニカルディレクターを務めるクラブOBの後者は、これまでの選手としての経験と知識を活かして技術的な面で前者のサポート役に徹することも期待されている。
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