マンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘアが退団を望めば、4つの選択肢があるようだ。イギリス『マンチェスター・イブニングニュース』が伝えた。
2011年の加入以降、マンチェスター・Uの守護神として活躍してきたデ・ヘア。しかし近年はパフォーマンスの低下が指摘された。さらに今シーズン後半には家庭の事情でクラブから離れると、代役を努めたディーン・ヘンダーソンにポジションを奪われる形に。復帰後もしばしばベンチを温める状態が続いた。
序列の低下を受けて去就についてさまざまな憶測が飛び交う中、『マンチェスター・イブニングニュース』によれば、デ・ヘアが退団を決意した際、4つのオプションが存在するようだ。その中で、最も可能性の高い選択肢と考えられるのが古巣アトレティコ・マドリー。守護神ヤン・オブラクが新天地を求め、仮に9000万ユーロ（約120億円）の違約金がクラブに入れば、スペイン代表GKの復帰が現実的なものになるという。
さらに同メディアは、その他の選択肢としてセリエA移籍も挙げている。ジャンルイジ・ドンナルンマの獲得を熱望するも失敗に終わることが濃厚なユヴェントスは、ヴォイチェフ・シュチェスニーと競わせる考えを持つようで、また高額なサラリーを支払えるだけの力もあると報道。さらにドンナルンマが退団するミランも、マイク・メニャンを獲得したものの、久々のチャンピオンズリーグ出場に向けて経験豊富なデ・ヘアに興味を示す可能性があると指摘した。
そして、ここまで積極的な補強を続けるバルセロナもオプションの1つに挙がるようだ。他のビッグクラブ同様にドンナルンマに興味を示したスペインの強豪は、マルク＝アンドレ・テア・シュテーゲンの負傷離脱が頻繁に続くこともあり、デ・ヘアへの関心を強めると予想されるという。また、選手自身パートナーの待つスペイン帰還を望んでおり、移籍実現の可能性はゼロではないようだ。
▶【プレミアリーグ】DAZNが独占ライブ配信！無料トライアル加入はこちらから
【関連記事】
