united-city250407Getty Images

196回目のマンチェスター・ダービーはスコアレスドロー!最後までゴール生まれず勝ち点1を分け合う

現地時間6日、イングランド・プレミアリーグ第31節、マンチェスター・ユナイテッドとシティによるマンチェスター・ダービーが行われた。

ユナイテッドは前節0-1で敗れたノッティンガム・フォレスト戦から先発2人を入れ替え、センターバックがデ・リフトからマグワイアに、そして前線がザークツィーからホイルンドに変更された。

一方、ハーランドが負傷離脱中のシティはマーモウシュがトップに入り、今季限りでの退団を発表したデ・ブライネがトップ下で先発。最終ラインは前節のレスター戦から変わらず、ギュンドアンの相方にはコヴァチッチが入り、両サイドはベルナルド・シウバとフォーデンが務めた。

開始早々、ガルナチョが抜け出しペナルティーエリアぎりぎりのところで倒されてFKを獲得。このFKをブルーノ・フェルナンデスが直接狙うも、壁に当たってゴール左へと外れた。

シティの反撃は10分、フォーデンが右からカットインして左足でシュートを放つが、得意の形からのシュー値はゴール右へとわずかに外れる。さらに17分、デ・ブライネが左足でシュートを狙うも、GKオナナの正面に飛ぶ。

カウンターを狙うユナイテッドは20分、ダロトが右サイドから入れたアーリークロスはホイルンドの頭上を越えるが、その奥にいたガルナチョがフリーでヘディング。しかし上手く合わせられない。

さらに28分には、カウンターからB・フェルナンデスの浮き球パスをエリア内左のウガルテがボレーで合わせるが、B・シウバが戻ったことでミートしきれず。互いにシュートチャンスはあったものの、決め手を欠き無得点のまま試合を折り返した。

前半は拮抗した展開となった公式戦196回目のマンチェスター・ダービー。後半もダービーらしく一進一退の攻防が続く。

シティの決定機は48分、オライリーのパスを受けたマーモウシュはボールを失うが、こぼれ球がエリア内左へのスルーパスになり、フォーデンが抜け出す決定機に。しかし、ここは戻ったマズラウィがかろうじてボールに触りピンチをしのいだ。

57分、フォーデンに代えてドクを投入したシティに対し、ユナイテッドはマグワイアに代えてリンデロフを投入。シティがボールを保持し、ユナイテッドがカウンターを狙う構図は変わらない。

71分、右サイドからのクロスのこぼれ球をウガルテがボレーで捉える。しかし、抑えの利いた強烈なボレーはゴール右へと外れた。直後、ホイルンドとウガルテを下げてザークツィーとマウントを投入。シティも74分にギュンドアンとオライリーを下げてグリーリッシュとリコ・ルイスを投入し勝負に出る。

よりシュートのチャンスを作り出していたのはユナイテッド。77分、左サイドからのドルグの折り返しをザークツィーが合わせるも、これはGKエデルソンが横っ飛びではじき出した。

その後もユナイテッドがシティゴールに迫る時間が続くものの、アディショナルタイムの4分間でもスコアは動かず。意地と意地のぶつかり合いを見せたダービーは、互いに勝ち点1を分け合う結果に終わった。

■試合結果

マンチェスター・U 0-0 マンチェスター・C

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