現地時間6日、イングランド・プレミアリーグ第31節、マンチェスター・ユナイテッドとシティによるマンチェスター・ダービーが行われた。
ユナイテッドは前節0-1で敗れたノッティンガム・フォレスト戦から先発2人を入れ替え、センターバックがデ・リフトからマグワイアに、そして前線がザークツィーからホイルンドに変更された。
一方、ハーランドが負傷離脱中のシティはマーモウシュがトップに入り、今季限りでの退団を発表したデ・ブライネがトップ下で先発。最終ラインは前節のレスター戦から変わらず、ギュンドアンの相方にはコヴァチッチが入り、両サイドはベルナルド・シウバとフォーデンが務めた。
開始早々、ガルナチョが抜け出しペナルティーエリアぎりぎりのところで倒されてFKを獲得。このFKをブルーノ・フェルナンデスが直接狙うも、壁に当たってゴール左へと外れた。
シティの反撃は10分、フォーデンが右からカットインして左足でシュートを放つが、得意の形からのシュー値はゴール右へとわずかに外れる。さらに17分、デ・ブライネが左足でシュートを狙うも、GKオナナの正面に飛ぶ。
カウンターを狙うユナイテッドは20分、ダロトが右サイドから入れたアーリークロスはホイルンドの頭上を越えるが、その奥にいたガルナチョがフリーでヘディング。しかし上手く合わせられない。
さらに28分には、カウンターからB・フェルナンデスの浮き球パスをエリア内左のウガルテがボレーで合わせるが、B・シウバが戻ったことでミートしきれず。互いにシュートチャンスはあったものの、決め手を欠き無得点のまま試合を折り返した。
前半は拮抗した展開となった公式戦196回目のマンチェスター・ダービー。後半もダービーらしく一進一退の攻防が続く。
シティの決定機は48分、オライリーのパスを受けたマーモウシュはボールを失うが、こぼれ球がエリア内左へのスルーパスになり、フォーデンが抜け出す決定機に。しかし、ここは戻ったマズラウィがかろうじてボールに触りピンチをしのいだ。
57分、フォーデンに代えてドクを投入したシティに対し、ユナイテッドはマグワイアに代えてリンデロフを投入。シティがボールを保持し、ユナイテッドがカウンターを狙う構図は変わらない。
71分、右サイドからのクロスのこぼれ球をウガルテがボレーで捉える。しかし、抑えの利いた強烈なボレーはゴール右へと外れた。直後、ホイルンドとウガルテを下げてザークツィーとマウントを投入。シティも74分にギュンドアンとオライリーを下げてグリーリッシュとリコ・ルイスを投入し勝負に出る。
よりシュートのチャンスを作り出していたのはユナイテッド。77分、左サイドからのドルグの折り返しをザークツィーが合わせるも、これはGKエデルソンが横っ飛びではじき出した。
その後もユナイテッドがシティゴールに迫る時間が続くものの、アディショナルタイムの4分間でもスコアは動かず。意地と意地のぶつかり合いを見せたダービーは、互いに勝ち点1を分け合う結果に終わった。
■試合結果
マンチェスター・U 0-0 マンチェスター・C




