渦中のアントニーがメンバー外…テン・ハーグ明かした理由は？マグワイアには賛辞

マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハーグ監督が、FWアントニーについて言及した。

30日に行われたプレミアリーグ第14節で、ウェストハムと対戦したマンチェスター・U。本拠地オールド・トラッフォードで序盤から積極的に仕掛けると、38分にエリクセンのクロスにラッシュフォードが飛び込んで先制に成功する。後半は同点弾を狙うウェストハムの攻勢に苦しんだシーンもあったが、GKデ・ヘアを中心とした守備陣が奮闘し、1-0で勝利を飾っている。

しかしこの試合、アントニーがメンバー外となったことが話題に。ブラジル代表FWは先日のヨーロッパリーグ・シェリフ戦（3-0）で不必要にテクニックを披露し相手を挑発したとして、クラブOBや現地メディアから批判を浴びていた。

ウェストハム戦後、『スカイスポーツ』で今回のメンバー外は「騒動と関係があるのか？」と問われたテン・ハーグ監督は、「いや、なにもないよ。彼はケガをしている。あまりひどくないことを願うよ。重いケガではないと思っている。数日で戻ってくるだろう」とし、シェリフ戦のプレーは関係ないことを強調した。

また今季序盤には批判の対象となったが、10試合ぶりのプレミアリーグ先発でクリーンシートに貢献した主将ハリー・マグワイアについて「ボックス内を見事に守ってくれた。素晴らしい選手であるし、良いDFなんだ。チームにとってどれほど重要な存在かはわかっている」と『BBC』で称賛の言葉を送った。

これで直近の公式戦8試合負けなし（6勝2分け）と好調を維持するマンチェスター・Uは、2日にヨーロッパリーグ・グループリーグ首位通過をかけて敵地でレアル・ソシエダとの大一番に挑む。