マンチェスター・ユナイテッドは、インテルからアンドレ・オナナを獲得したことを発表した。
今夏の移籍市場で2011年から在籍し、長年にわたってチームの守護神を務めてきたダヴィド・デ・ヘアが退団したマンチェスター・U。新たなナンバーワンを探す同クラブは、昨シーズンのチャンピオンズリーグファイナリストであるインテルのゴールを守ってきたオナナへの関心を強めてきた。
そして20日、マンチェスター・Uはオナナを獲得したことを発表。双方は1年間の延長オプションが付帯する2028年までの5年契約を結んだ。また、移籍金は4400万ポンド(約79億円)に上り、さらに最大400万ポンド(約7億円)のボーナスが支払われると伝えられている。
アヤックス時代の恩師であるエリック・テン・ハーグ監督とマンチェスター・Uで再会することの決まったオナナは、クラブの公式ウェブサイトで「マンチェスター・ユナイテッドに加入することは信じられないほどに光栄なことだ。この瞬間を手にするために、僕は人生を通して一生懸命やって来た」と話し、喜びを続けた。
「ゴールを守り、チームに貢献するためにオールド・トラッフォードのピッチに立つことは最高の経験になるだろう。これは僕にとっての新しいチームメイトや新しい目標とともに迎える新たな旅のスタートだ。マンチェスター・ユナイテッドは素晴らしいゴールキーパーの長い歴史がある。これからの数年間で僕のレガシーを残すために全力を尽くしたい」
「再びエリック・テン・ハーグと働けるこの機会をとても楽しみにしているし、彼がこの最高のフットボールクラブにもたらしたいと決意する成功を手にする上での僕の役割を果たせることが待ちきれない」
また、フットボールディレクターのジョン・ムーター氏は「アンドレはマンチェスター・ユナイテッドの新ゴールキーパーになるための私たちの一番の選択肢だった。キャリアの中で成功を収めてきたアンドレがチームに勝者のメンタリティを加えてくれることを期待している。彼はすでに世界最高のゴールキーパーの1人で、27歳の彼がさらに成長できることを確信している」と期待を寄せた。




