マンチェスター・ユナイテッドは、ルベン・アモリム監督の解任を検討していないようだ。
昨年11月にマンチェスター・Uの指揮官に就任したアモリム監督。しかし、初年度はクラブのプレミアリーグワースト順位で終えると、初のフルシーズンとなる今季も厳しい戦いに。第6節では敵地でブレントフォードに1-3と敗れ、勝ち点7のまま14位まで転落している。
アモリム監督は、就任後のプレミアリーグ33試合で獲得した勝ち点はわずか「34」、未だ連勝がないなど苦しい状況が続いている。日に日にプレッシャーは強まっており、一部メディアではガレス・サウスゲート氏など後任候補も伝えられていた。
しかし、マンチェスター・U上層部はアモリム監督を解任する気はないようだ。イギリス『BBC』によると、フットボール部門の実権を握るジム・ラトクリフ卿は依然としてアモリム監督を支持。指揮官が望むチームでフルシーズンを戦った後、判断するのが公平だと考えているという。
さらにマンチェスター・U幹部陣は、後任候補のリストを作成したとの憶測を否定したとのこと。「アモリムの後任はいない」と断言したと伝えられている。
マンチェスター・Uは4日、昇格組ながら5位と好調のサンダーランドと対戦。そしてインターナショナルウィークをはさみ、19日に王者リヴァプールと激突する。


