マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督は、新シーズン開幕戦へ意気込みを語っている。
昨季はプレミアリーグでのクラブワーストとなる15位に終わったマンチェスター・U。厳しい批判にさらされ続けたが、シーズン最終戦のセレモニーで指揮官はファンに対し「今季のことを謝罪したい。我々は選択を迫られている。過去に囚われるのか、それとも団結して前進するのかだ。この厳しいシーズンを終えた今、みんなには『必ず良い日が来る』と伝えたい」とし、新シーズンの挽回を誓っていた。
そして今夏の移籍市場では、ベンヤミン・シェシュコやマテウス・クーニャ、ブライアン・エンベウモと攻撃陣を中心に大型補強を敢行。プレシーズンマッチでも良い成績を残し、17日にはいよいよ開幕戦を迎える。相手は3シーズン連続優勝争いを演じる強豪アーセナルだが、アモリム監督は会見でこう語った。
「常にプレッシャーは感じているよ。この場所にいて、毎日プレッシャーを感じずにいるなんて不可能だ」
「でも、自信はあるよ。アーセナルが相手なので苦戦する場面はあるだろう。だけど、準備は万端だ」
「試合の流れを変えてくれる選手が増えたと感じている。選択肢も増えたね。もしうまくいかなくても、状況を変えられるんだ。それが毎試合、自信を深めてくれる」
「私もそうだが、このシャツを着て成長してきたんだ」
イギリス『BBC』によると、アモリム監督は今季に向けてブルーノ・フェルナンデスを中心としたリーダーシップグループを形成した他、意識的にメディア対応を減らすことで「ピッチ上の出来事により集中できる」環境を作ったとのこと。まもなく就任9カ月を迎える指揮官は昨季までの状況を打開し、チームを成功に導けるだろうか。




