マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督は、苦しいチーム状況について語っている。
16日に行われたプレミアリーグ第25節で、トッテナムと対戦したマンチェスター・U。上位浮上のキッカケを掴むためにも負けられない一戦だったが、13分に失点すると、最後まで反撃できず。そのまま0-1で敗れている。
これはアモリム監督就任から、プレミアリーグ14試合で8度目の敗戦に(4勝2分け)。勝ち点29のまま、15位まで順位を落としたマンチェスター・U。すでに今季は12敗を喫しているが、『Opta』によると、これは前回トップリーグから降格した1973-74シーズン以来(13敗)開幕から25試合で喫した最多の敗戦数になっている。
非常に厳しい戦いが続く中、アモリム監督『BBC』で以下のように語っている。
「心配はしていない。ファンの気持ちも、メディアがどう考えているかも理解している。負けるのはイヤだ。その気持ちは最悪だよ」
「私は選手を助けるためにここにいるし、他のことは一切考えていない。自分の状況、仕事は理解しているし、自分の仕事には自信を持っている。ただただ、勝ちたいだけだ。心配なのは順位であり、自分のことは心配していない」
「問題は山積みで、ここでの仕事は本当に、本当に大変だ。それでも、私は自分の信念を貫く。成長し、多くのことを学んでいく。それに立ち向かって逃げない必要があるんだ。それが私の気持ちである。今日は苦しいし、これほど多くの試合に敗れるのは痛い。それでも、状況は1週間で変えることだってできるんだ」
なおトッテナム戦では、ベンチに座った8選手が10代の若手選手であり、アモリム監督は後半アディショナルタイムに17歳FWチド=オビを投入するまで交代カードを切らなかった。これについては「ここは世界で最も厳しいリーグであり、選手に対して慎重でいたい。チームはゴールを目指していたし、変えたくないと思っていた」と説明している。




