マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督は、自身の将来について言及した。
昨年11月にマンチェスター・Uの指揮官に就任したアモリム監督。しかしチームを立て直すことはできず、リーグ戦では37試合を終えて18敗を喫するなど16位に低迷。プレミアリーグ史上最悪のシーズンとなることが決まっている。一方でヨーロッパリーグでは躍進を見せ、強豪を次々に撃破して決勝戦までたどり着いていた。
しかし21日に行われたトッテナムとの決勝戦では、前半終了間際に失点すると、最後まで反撃できず。0-1で敗れた。この結果、来季は欧州カップ戦に出場できないことも決まっている。
厳しい成績が続いたこともあり、アモリム監督の進退については現地で大きな話題に。そしてヨーロッパリーグ決勝後も去就に関して問われた指揮官だが、「将来について語るつもりはない。今夜はこの試合に敗れた痛みと向き合わなければならない」と前置きしつつ、以下のように続けた。
「私はいつも正直に話してきたと思う。今日は本当に最悪だった。ファンに見せられるものはなにもない」
「(進退については)様子を見よう。私は常にオープンだ。もし上層部とファンが私を適任でないと感じたら、報酬について話し合うこともなく、明日には辞任するつもりだ。そうするつもりはないがね。自分の仕事に自信を持っている。仕事のやり方を変えるつもりもない」
また『TNT Sports』で「地位は安泰か?」と問われると、「自分がまだ監督だと確信している。最初の頃より自信を深めている。来季はファンの我慢も難しくなると思うが、私が諦めて出ていったりはしない。本当に自信があるんだ」と来季以降の挽回を誓った。





