マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督は、チームが抱える問題について語っている。
昨年11月からマンチェスター・Uの指揮を務めるアモリム監督。しかしプレミアリーグでは苦しい戦いが続いており、34試合を終えて勝ち点39の14位と低迷。リーグ戦経由での欧州カップ戦出場権獲得の可能性は潰えている。それでも、ヨーロッパリーグでは準決勝まで勝ち進んでおり、1日にはアトレティック・クルブとのファーストレグを迎える。
そして前日会見に臨んだアモリム監督は、チームが抱える問題に言及。たとえ今季ヨーロッパリーグ優勝を達成できたとしても、「シーズンを救うことにはならない」と語った。
「(タイトル獲得が)最も重要なことではない。もちろん、シーズンに対する周りの見方は変わるだろう。特に監督はね。繰り返しになるが、これはクラブの核となる部分の話だ」
「多くのことを変えて、一貫性を保つ必要がある。ヨーロッパリーグは、我々が抱える問題に何らかの変化をもたらすものではない。来季のチャンピオンズリーグ出場権と資金を獲得できるメリットはあるが、それでも問題は依然として残っている」
さらに指揮官は、「一貫性や的確な判断、優秀な選手の獲得、そして優れたアカデミーによって、ファンのマインドも変えなければいけない。クラブを頂点に導くためには、まさにそれが必要なんだ。これは欧州カップ戦への近道に過ぎない。それ以上のものではない。問題は、より多くの時間をかけて別の方法で解決する必要がある。その点については、非常に明確に認識しているよ」と強調している。





