現地時間6日、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）はラウンド16のセカンドレグが行われ、マンチェスター・シティはホームのエティハド・スタジアムにコペンハーゲンを迎えた。
敵地でのファーストレグを3-1で折り返しているシティは、ボブ、リコ・ルイス、マテウス・ヌネスが先発。ロドリやハーランドも先発した一方、デ・ブライネやベルナルド・シウバ、ウォーカー、フォーデンらはベンチからのスタートとなった。
すでに2点のリードを手にしているシティとしては、先制できればベスト8進出に向けて大きく前進することとなるが、開始わずか5分、右CKをゴール前のアカンジが右足で合わせると、これがゴール右上へと決まってシティが幸先よく先制。2試合合計4-1とリードを広げた。
さらに9分、アルバレスが蹴った左CKのこぼれ球を、ペナルティーエリア左で拾ったアルバレスがシュートを狙うと、GKグラバラが正面でキャッチに行くも、まさかのファンブルでそのままゴールへ。シティがあっさりと追加点を奪い、2試合合計は5-1に。
圧倒的にボールを支配し、次々にコペンハーゲンゴールへと迫るシティに対し、耐えるコペンハーゲンは虎視眈々とカウンターを狙う。
すると迎えた29分、カウンターから左サイドをドリブルで持ち上がったエルユヌシがオスカールソンとのワンツーでエリア内に侵入。そのままゴール右へと流し込み、コペンハーゲンが一矢報いる。
このゴールでコペンハーゲンに勢いが出たが、シティもさらなる追撃は許さず。逆に前半終了間際、ロドリからのロングパスをエリア内右で受けたハーランドが、DF2人囲まれながらも左足でゴール右へと沈め、シティがファーストレグと同じく3-1とリードを広げた。
後半、準々決勝進出をほぼ手中に収めているシティはロドリに代えてセルヒオ・ゴメスを投入。68分にはルベン・ディアスに代えてストーンズを投入したシティに対し、コペンハーゲンもバルドグジ、マットソン、コーネリウス、ホイルンドを次々に投入して追加点を狙う。
後半のチャンスの数ではコペンハーゲンが上回り、70分には細かいパス回しでバイタルエリアを崩し、マットソンがフリーでシュートを放つも、これはGKエデルソンが正面ではじき返した。
74分に左手の指を負傷したM・ヌネスに代わってハミルトンを投入したシティだが、後半はハーランドがほとんどゴール前でボールに絡むことができず。そのハーランドは88分に18歳のライトとの交代で退き、非常に若いメンバー構成となったものの、最後までコペンハーゲンに追撃を許さず、ホームとアウェイともに3-1勝利、2試合合計6-2で準々決勝進出を決めた。
■試合結果
マンチェスター・C 3-1 コペンハーゲン
（2試合合計6-2でマン・Cがベスト8へ）
■試合結果
マンチェスター・C：アカンジ（5分）、アルバレス（9分）、ハーランド（45+3分）
コペンハーゲン：エルユヌシ（29分）