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長谷川唯が今季2得点目、北川ひかるは強烈ミドルで移籍後初得点!日本人6選手出場のマン・Cが競り勝つ

マンチェスター・シティの長谷川唯が今シーズン2得点目を挙げ、エヴァートンの北川ひかるには移籍後初得点が生まれた。

24日に行われた女子リーグカップグループA第1節でマンチェスター・Cとエヴァートンが対戦。マンチェスター・Cの長谷川唯が中盤で先発し、藤野あおばと山下杏也加はベンチスタートに。一方のエヴァートンは、石川璃音が右サイドバックで、林穂乃香が中盤右サイド、籾木結花がトップ下で先発出場を果たし、北川はベンチから試合開始を見守った。

マンチェスター・Cが序盤から主導権を握る中、ホームチームが先に試合を動かす。CKのクリアボールが中途半端になると、混戦から最後はジェイド・ローズが押し込んで先制点を挙げる。その後、長谷川を中心にマンチェスター・Cがゴールを狙い、一方のエヴァートンは林にチャンスが訪れるもお互いに得点を挙げられず、前半を終える。

後半もエヴァートン陣内での攻防が繰り広げられる中、マンチェスター・Cが追加点。53分に相手GKのパスを長谷川がカットし、そのボールを拾ったフィフィアネ・ミデマーがシュートを放つも、セーブに遭う。それでも、ペナルティエリア内に走り込んでいた長谷川がボールを拾い、確実に得点を挙げた。なお、長谷川にとってこれが今シーズン2得点目となった。

76分にはイマン・ベネイのクロスにミデマーが頭で合わせてマンチェスター・Cが試合を決定付ける3点目を奪う。それでも77分に途中投入された北川が一矢を報いる。ピッチに立ってからわずか5分後に、ペナルティエリア手前から右足を振り抜き、強烈なシュートはゴール右隅に突き刺さった。同選手にとって、これが移籍後初得点となった。

試合はこれ以上動かずに試合終了。長谷川と北川に得点が生まれ、日本人選手6人がピッチに立った一戦は、マンチェスター・Cが3-1でエヴァートンを下した。

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