クリスタル・パレスと引き分けたマンチェスター・シティだが、この試合のスタッツ面にイギリス『スカイスポーツ』が注目している。
昨季プレミアリーグ史上初の4連覇を達成した後、王者として今季に臨んだマンチェスター・C。しかし、10月末からは深刻な不振に陥ることに。リーグ戦4連敗を含む公式戦7試合勝利なしと苦しむと、前節はノッティンガム・フォレスト相手に3-0と勝利を取り戻したが、7日のパレス戦は2-2のドロー決着。これで直近の公式戦9試合でわずか1勝(2分け6敗)と難しい時間を送っている。
長期離脱中のロドリをはじめ、ジョン・ストーンズやマテオ・コヴァチッチ、ナタン・アケら主力にケガ人が続出しており、これが不振の一因とされているが、問題はそれだけではないようだ。『スカイスポーツ』は、現マンチェスター・Cの問題点を指摘した。
同メディアは、パレス戦で露呈した問題は「インテンシティ」にあると分析。今季マンチェスター・Cのスプリント回数は「125」と、N・フォレストに次ぐリーグワースト2位の成績。さらに14試合中10試合で相手にスプリント回数で上回られており、その10試合は4勝2分け4敗の戦績のようだ。特に、スプリント回数が相手より14回以上下回った6試合では、4敗(2勝)を喫しているという。
一方で、プレミアリーグで挙げた8勝のうちの7試合は、相手チームよりも走行距離を上回っている、もしくは下回っていてもその差が2㎞以内だった模様。なお敗れた4試合のうち、走行距離で上回っていたのはリヴァプール戦(0-2)のみだったと伝えられている。
■敵将の冷静な分析
なおパレスのオリヴァー・グラスナー監督は試合後、「シティはすべての試合で高いポゼッションを記録するが、インテンシティや走行距離では下位だ。インテンシティで上回れるとわかっていたよ。そして、彼らは高いインテンシティを誇るチームに敗れていた」と振り返っている。
また『スカイスポーツ』は、マンチェスター・Cが4-1-4-1のシステムで戦っている際にロドリの不在が大きな影響を与えていることも指摘。代わりに守備的MFを務めるイルカイ・ギュンドアンがボールのない場面で苦しんでおり、パレス戦でも弱点となったと分析している。
グラスナー監督は、「ギュンドアンの横にはたくさんスペースがあった。このエリアをより見つけることができれば、より多くのチャンスを作れる。最初のゴールはこのスペースから生まれた。シティのように1枚の6番でプレーするとき、6番の左右に多くのスペースができる。シティは彼らの2点目の場面でこのスペースを使い、我々は1点目の場面でこのスペースを見つけた」とも語っている。
さらに同指揮官は、セットプレーもチームの強みになったと語り「彼らにはヘディングの得意な選手たちがいなかった。マヌエル・アカンジ、ナタン・アケ、ロドリ、守備面で長身の選手やヘディングを得意とする選手たちだ。だからセットプレーは我々にとって大きなチャンスだった」と振り返った。
厳しい結果が続き、勝ち点27で4位のままとなったマンチェスター・C。首位を快走するリヴァプール(勝ち点35)や2位チェルシー、3位アーセナル(共に勝ち点28)とさらに差が広がる可能性がある。
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