プレミアリーグは23日に第2節が行われ、マンチェスター・シティとトッテナムが対戦した。
タイトル奪還を狙う今季、開幕戦は4-0と最高のスタートを切ったマン・C。一方、フランク新監督体制で挽回を目指す25-26シーズンは3-0の白星発進となったトッテナム。互いに第1節を快勝で飾った両チームが、エティハド・スタジアムで激突している。
試合序盤はマン・Cがボールを握り、トッテナムはソリッドな守備から攻撃を狙う展開に。9分にはトッテナムがゴール手前でFKを獲得すると、ポロが鋭いシュートを狙う。一方のマン・Cは10分、相手の連携ミスを突いたマルムシュが際どいシュートを放ち、18分にもマルムシュが強烈なミドルを狙っている。しかしマン・Cは21分、アイト=ヌーリが足を痛めてプレー続行不可能となり、アケとの交代を余儀なくされた。
すると35分、試合が動く。トッテナムは自陣から速攻をスタートすると、DFラインの背後に飛び出したリシャーリソンのクロスにジョンソンが合わせてネットを揺らす。最初の判定はオフサイドだったが、VARレビューの結果、ゴールが認められることに。アウェイチームが大きなリードを奪った。さらに前半アディショナルタイム、相手ゴールキックからのビルドアップをボックス内で奪い、最後はパリーニャが鋭いシュートを突き刺した。リードを2点に広げて前半を折り返す。
追いかけるマン・Cは53分、相手のビルドアップをハーランドが相手ボックス内で奪って決定機を作ったが、トッテナムDF陣の懸命な守備に阻まれる。そしてその直後、ドクとベルナルド・シウバを投入し、状況の打開を図った。
その後マン・Cは相手ボックス付近まで近づくものの、トッテナムの集中した守備陣を崩すことができない。75分には再び2枚替えを行い、ロドリとフォーデンをピッチに投入。勝負に出た。
早く1点がほしいマン・Cは、79分にドクが独力でボックス内まで侵入して決定機を作ったが、フォーデンのシュートはファン・デ・フェンがブロック。83分のベルナルド・シウバのヘッドは枠の上に外れ、85分のフォーデンのミドルもGKにキャッチされた。
結局試合はこのまま終了。トッテナムは相手に大きな決定機をほとんど作らせず、敵地で2-0の快勝を飾った。これで開幕連勝を達成、5得点無失点と新体制で見事なスタートを切っている。
