現地時間25日、カラバオカップ(イングランド・リーグカップ)は決勝戦が行われ、マンチェスター・シティとトッテナムが対戦した。
FAカップでは敗退したものの、まだプレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、そしてこのカラバオカップで優勝の可能性を残しているシティ。まずは最初のタイトルを手にしたいところだが、メイソン暫定監督が指揮を執るトッテナムも13年ぶりのタイトル獲得に向けてモチベーションは高い。
立ち上がりはシティが積極的な入りを見せ、落ち着いたボール回しと高い位置からのプレッシングでペースを握る。ペップ・シティ特有の、ペナルティーエリア内の角を狙う攻撃で度々トッテナムゴールを脅かしていく。
我慢の時間帯が続くトッテナムは、カウンターから復帰したケインにボールを集めようとするが、シティの前線からのプレッシングに苦戦し、思うように前線までボールを運ぶことができない。20分にセットプレーの流れからようやくアルデルヴァイレルトがシュートを放つが、これは枠を捉えられず。
依然として試合の主導権を握るシティは26分、高い位置でボールを奪い、エリア内右からのデ・ブライネの折り返しはゴール前でアルデルヴァイレルトにカットされるものの、こぼれ球をフォーデンがボレーで押し込む。しかし、この至近距離からのボレーはGKロリスが素晴らしい反応ではじき出し、CKへと逃れる。
30分にはフェルナンジーニョのスルーパスに抜け出したスターリングが、エリア内左に飛び出したGKロリスよりも先にボールに触ってループシュートを狙う。しかし、これは角度がなくゴール右へと流れてしまう。
35分、37分と立て続けにマフレズが惜しいシュートを放つなど、攻守においてトッテナムを圧倒しているシティだが、あと一歩のところでGKロリスの牙城を崩すことができない。前半終了間際にはロドリが狙い済ましたシュートを放つが、ここもGKロリスが横っ飛びでセーブ。防戦一方の続いていたトッテナムだが、無失点で試合を折り返した。
後半、先に仕掛けたのはトッテナム。47分、ペナルティーエリア手前右でボールを受けたロ・チェルソが左足で狙うと、ゴール左隅を捉えたシュートはGKシュテフェンが横っ飛びではじいた。
シティのプレスが前半ほどタイトでなくなり、トッテナムも高い位置でボールを持つ時間が増える。67分にはルーカスとロ・チェルソを下げてベイルとシソコを投入し、攻撃的なカードを切った。
72分、スターリングの折り返しをニアサイドに飛び込んだギュンドアンが合わせるも、ゴール左へと外れる。74分にはマフレズのカットインからのシュートがゴール左を捉えたが、好守連発のGKロリスが横っ飛びではじき出した。
互いに1点が遠い拮抗した展開の中、迎えた82分、シティが左サイドでFKを獲得。デ・ブライネのキックをゴール前でシソコに競り勝ったラポルテが頭で合わせ、シティが待望の先制点を手にする。
先制を許したトッテナムはホイビュルクに代えてデレ・アリを投入。一方のシティもイエローカードを貰っているフェルナンジーニョを下げてロドリ、さらにはデ・ブライネを下げてベルナルド・シウバを投入し、逃げ切りを図る。
追いつきたいトッテナムだが、シティの落ち着いたボール回しと、前からの激しいプレッシングによって反撃の機会を奪われ、シティゴールに近づくことができない。終了間際にのマフレズのゴールはオフサイドになったものの、最後まで主導権を握り続けたシティがトッテナムに競り勝ちカラバオカップを制した。
■試合結果
マンチェスター・C 1-0 トッテナム
■得点者
マンチェスター・C:ラポルテ(82分)
トッテナム:なし




