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元マンチェスター・Cの3番手GKカーソンが40歳で現役引退「信じられないキャリア。フットボールはすべてを与えてくれた」

元マンチェスター・シティGKスコット・カーソンが現役引退を発表した。

リーズ・ユナイテッド出身のカーソンは、リヴァプールやアストン・ヴィラなどに在籍。その後、2019年にダービー・カウンティからキャリア10クラブ目となるマンチェスター・Cに期限付き移籍し、その2年後に完全移籍した。

マンチェスター・Cには6シーズン在籍したが、主に守護神エデルソン、さらにはシュテファン・オルテガらに次ぐ3番手GKとしてチームを支えてきた。公式戦では2021年のプレミアリーグニューカッスル・ユナイテッド戦、2022年のチャンピオンズリーグ(CL)スポルティングCP戦の2試合でしか出番がなかったが、2023年のCL優勝や4度のプレミアリーグ優勝など数々のトロフィー獲得を経験した。

しかし、カーソンは今夏に契約満了に伴ってマンチェスター・Cから退団。各国の新シーズンが始まっても無所属の状態が続いていた同選手は、23日に現役から引退することを発表した。

カーソンは自身の『Instagram』に「ゴール前での信じられないキャリアの後、グローブを外すときが来た。フットボールは僕に思い出や友情、一生忘れない瞬間、すべてを与えてくれた。すべてのチームメイト、コーチ、ファン、クラブに感謝している。光栄だった」などと綴った。

名将ペップ・グアルディオラからの厚い信頼を寄せられ、マンチェスター・Cのカルトヒーローとして名を刻んだカーソンは、40歳でそのキャリアに幕を下ろした。

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