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マンチェスター・シティ、昨季CL王者レアル・マドリーに4発大勝!インテルが待ち受ける決勝に進出

17日のチャンピオンズリーグ(CL)準決勝セカンドレグ、マンチェスター・シティ対レアル・マドリーは4-0でシティが勝利し、2戦合計でも5-1と上回り2020-21以来3シーズンぶりの決勝進出を決めた。

今大会屈指の好カードであるシティ対マドリー。ファーストレグはその期待を裏切らない均衡した内容での1-1ドローとなったが、後半はホームのシティがマドリーを圧倒している。

グアルディオラ監督は立ち上がりからボールを保持して、マドリー陣地で一方的に試合を進める。そこまではファーストレグと同じだったが、今回はボールを支配する時間帯にしっかり決定機を手にし、なおかつ失点するのではなく得点を決めた。

シティは13分、21分とハーランドがヘディングシュートでゴールをうかがうも、枠内に収まるのが運命のように思えたこの二つのボールはクルトワの奇跡的なセーブによって枠外へ飛ばされてしまう。だが2回目の決定機からわずか2分後、難攻不落に思えたマドリー守護神の牙城を崩すことに成功。デ・ブライネのスルーパスをペナルティーエリア内右で受けたベルナルド・シウバが、左足のシュートをネットに突き刺している。

シティに圧倒され続けるマドリーは、35分にクロースがクロスバー直撃のシュートを放ったものの反撃はそこまで。再びシティの攻勢に飲まれると、37分にビルドアップのミスから2失点目を許した。シティは守備陣形がまだ整っていないマドリーに襲いかかり、ギュンドアンのシュートがミリトンに弾かれ、そのこぼれ球をB・シウバが頭で押し込んでこの日2点目を記録した。

前半は2-0で終了。マドリーはファーストレグ同様、後半になってボールを保持してゴールへと向かう意思を見せるが、しかし前回とは違いシティの集中した守備を前にチャンスを生み出せない。時間が経つに連れて、再びシティにボールを持たれるようになっていった。

アンチェロッティ監督は63分にモドリッチとの交代で結局ベンチスタートだったリュディガーを投入し、さらに70分にはクロースも下げてアセンシオをピッチに立たせる。だが、その後もシティペースは変わらない。73分のハーランドの絶対的な決定機では再びクルトワが奇跡的なセーブを見せたが、76分にシティの3点目が決まっている。アカンジのクロスがミリトンに当たり、そのまま枠内に吸い込まれている。

グアルディオラ監督は79分にギュンドアンをマフレズ、84分にデ・ブライネをフォーデン、89分にハーランドをフリアン・アルバレスと交代する。対してアンチェロッティ監督は80分にカマヴィンガ、ロドリゴ、カルバハルをチュアメニ、セバジョス、ルーカス・バスケスに代えた。そして、交代策の効果を感じさせたのも、結局シティだった。

終盤、シティはマドリーの意地の攻撃を無効化しながらボールを保持して時間を使い、後半アディショナルタイムには最終ラインを突破したフリアン・アルバレスが右足のシュートでネットを揺らしてダメ押し。昨季、自分たちを準決勝で負かしたCL王者に引導を渡した。

これで6月10日に行われるCL決勝のカードは、インテル対シティに決定している。

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