チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント進出プレーオフを戦うマンチェスター・シティについて、『The Athletic』の番記者が分析している。
今季は11月以降に深刻な不振に陥り、CLリーグフェーズで3勝2分け3敗の22位となんとか突破を決めたマンチェスター・C。しかしノンシードでプレーオフに進んだこともあり、ラウンド16進出をかけて昨季王者レアル・マドリーと対戦することになった。
4シーズン連続で激突することになったマンチェスター・Cとレアル・マドリーだが、プレーオフの段階でどちらか姿を消すことに。この抽選結果には世界中の注目が集まっているが、『The Athletic』でマンチェスター・Cの番記者を務めるサム・リー氏は「シティは稀に見る“アンダードッグ”の立場」として以下のように分析している。
「レアル・マドリーがシティとの対戦を喜ぶことはないだろう。彼らは依然として危険な存在ではある。しかし、今シーズンのシティはこれまでとはまったく違う。過去3カ月間で対戦した“まずまず”のチームにことごとく破壊されてきた」
「マドリーは直近のシティ戦で、一歩後ろに下がってカウンターを狙っている。シティが三冠を達成した2023年を除けば、そのアプローチは十分に効果的だった。グアルディオラはシンプルなカウンターに本当に苦戦している。彼は10日後のファーストレグまでにケガ人の復帰を願っているし、この試合に新加入3選手を登録もできるが、現状で貢献できるのはオマル・マーモウシュだけだ」
「こうした状況を考えると、マドリーが優勢だろう。ましてやケガ人がすぐに回復できなければ、マドリーの優勢は圧倒的なものになるはずだ」
マンチェスター・Cホームのファーストレグは11日、アウェイでのセカンドレグは19日に行われる。





