現地時間4日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝はセカンドレグが行われ、マンチェスター・シティはホームのシティ・オブ・マンチェスター・スタジアムにPSGを迎えた。
敵地でのファーストレグを2-1の逆転勝利で折り返しているシティは、ファーストレグからロドリとカンセロに代えてフェルナンジーニョとジンチェンコを起用。一方、最低でも2ゴールが必要なPSGはふくらはぎの負傷でムバッペがベンチスタートとなり、イカルディが先発、出場停止のゲイェの代役にはエレーラが起用された。
降り積もった雪が解け切っていないピッチコンディションの中、立ち上がりはゴールの必要なPSGがシティゴールへと迫る。7分には左クロスがゴール前のジンチェンコの腕に当たったとしてPKが与えられるが、VARの結果、肩に当たっていたことが分かり取り消しとなった。
すると迎えた11分、GKエデルソンからのロングキックに左サイドを抜けたジンチェンコがマイナスに折り返すと、ペナルティーエリア手前でフリーのデ・ブライネが受けてシュートを放つ。このシュートはフロレンツィが体を張ってブロックするが、こぼれ球をエリア内右に走り込んだマフレズが右足で押し込むと、GKナバスの股を抜けたシュートがゴール左へと決まり、ホームのシティが先制する。
これで2点を取ってもトータルスコアは同点となるため、PK戦以外で勝ち抜けるには3点が必要となったPSG。まずは1点を返したいところだが、ムバッペ不在の攻撃陣はカウンターの鋭さを欠き、攻めあぐねるうちにシティの守備陣が戻ってしまう場面が目立つ。
そうなると、PSGはもう一つの武器であるセットプレーからチャンスを作る。16分、CK崩れから左クロスをマルキーニョスが頭で合わせると、これがクロスバーを叩く。さらに19分には、GKエデルソンがキャッチしてからのパスを受けたベルナルド・シウバがボールを失い、奪ったディ・マリアがすかさずシュート。無人のゴールを狙うが、わずかにゴール右へと外れる。
立て続けにピンチを迎えたシティだが、その後はPSGにカウンターの機会を与えず、1点リードのまま後半へ。まずは点を取りたいPSGだが、後半もピッチにムバッペの姿はない。
55分、前線でディ・マリアがボールを奪い返してカウンター。ネイマールがドリブルで持ち込むが、何度もシュートフェイントを入れるうちに角度がなくなり、最終的にシュートはDFにブロックされる。
ゴールの欲しいPSGは62分、エレーラとイカルディを下げてドラクスラーとケーンを投入。しかし、欲しかったゴールを挙げたのはホームのシティだった。63分、カウンターからデ・ブライネとのパス交換でエリア内左を抜けたフォーデンの折り返しを、ファーポストでフリーとなっていたマフレズが押し込み、シティが大きな追加点を挙げる。
トータルスコア1-4とされ一気に苦しくなったPSGは、選手たちのフラストレーションが悪い方向に出てしまう。69分、ピッチの外に出たボールを巡って争ったフェルナンジーニョに対してディ・マリアが足を踏んでしまい、一発退場。PSGは10人での戦いを余儀なくされる。
その後もヴェラッティやパレデスがシティの選手とやり合う場面が見られ、やや集中力を欠いてしまったPSGに対し、優位に試合を進めるシティは77分、カウンターから抜け出したフォーデンのシュートは右のポストを叩く。
75分にフロレンツィとパレデスを下げてダグバとペレイラを投入したPSGに対し、シティは82分にベルナルド・シウバとデ・ブライネを下げてスターリングとジェズスを投入。さらに85分には、フォーデンに代えて今シーズン限りでの退団が決まっているアグエロを投入する。
10人でも懸命にゴールを目指したPSGだが、最後までシティ守備陣をこじ開けることは叶わず。盤石の試合運びを見せたシティが、2試合合計4-1でクラブ史上初のCL決勝進出を果たした。決勝では、翌日行われるレアル・マドリー対チェルシーの勝者と対戦する。
■試合結果
マンチェスター・C 2-0 PSG
(2試合合計4-1)
■得点者
マンチェスター・C:マフレズ(11分、63分)
PSG:なし




