マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、来季の開幕戦の延期要請がプレミアリーグに断られたと主張した。
2025年6月15日~7月13日までアメリカで開催される新クラブ・ワールドカップ。プレミアリーグ勢ではマンチェスター・C、チェルシーの参加が決まっているが、さらなる過密日程が問題に。今季のプレミアリーグ最終節は2025年5月25日に予定されており、またチャンピオンズリーグ(CL)の決勝戦は6月1日に開催予定。それから2週間後にクラブW杯がスタートし、新シーズンのリーグ戦開幕は決勝からわずか1カ月後になる可能性が高い。仮にCLとクラブW杯で決勝に進んだ場合、ほとんど休暇を取らずに新シーズンを迎えることになる。
そしてグアルディオラ監督によると、マンチェスター・Cとチェルシーはプレミアリーグに対して新シーズンの開幕戦を遅らせて選手に回復の時間を与えるように要請した模様。しかし正式な発表はないものの、却下されたと主張している。
「プレミアリーグは、我々とチェルシーが回復するために開幕戦を延期することを許可してくれなかった。本当に感謝している。試合を延期してくれなかったら『さて、どうしなければいけないんだ?』となるだろう。今のところ答えはない。これまで経験したことがないからね。常識を持って決断するつもりだ。選手とスケジュールを確認するよ」
また指揮官は、プレミアリーグがクラブの要請を認めるかどうか問われ「絶対にないね。プレミアリーグが我々にイエスと言うかって?いや、絶対にない」と断言している。
近年過密日程は大きな問題となっており、様々な選手や指揮官、FIFPRO(国際プロサッカー選手会)などが反対の声を挙げてきた。マンチェスター・Cのロドリは「ストライキが近い」と発言すると、多くの選手が同調している。


