マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、プレミアリーグのタイトル争いについて語った。『ESPN』が伝えている。
昨季、悲願のチャンピオンズリーグ初制覇に加え、プレミアリーグとFAカップを制してトレブルを達成したマンチェスター・シティ。先日にはサウジアラビアで開催されたクラブ・ワールドカップ（CWC）を制し、スーパーカップと合わせて2023年内で5つ目のトロフィーを手にするに至った。
ただ、直近のリーグ戦6試合では1勝と勢いに陰りが見えており、順位は5位と後退。苦しい戦いを強いられている。それでも、グアルディオラ監督は過去6年のうち5年でタイトルを獲得しているチームを疑うのは愚かだと強調した。
「これがビジネスだ。勝たなければ何もできない。勝てば勝つほど、彼らはこれまで以上に失敗を望むようになる。しかし、我々が勝ち取ったタイトル、それは信じられないものだ。優勝できなかった瞬間、疑念が生まれるだろう。それでいいんだ。また疑えばいい。どうなるか見てみよう。この8年間、私たちは最高のレベルに近いプレーをしてきた。でも勝てないんだから、危機的状況、災難だよ」
また、グアルディオラ監督はCWCを制したことでマンチェスター・シティで得られるすべてのトロフィーを獲得したが、今季のプレミアリーグのタイトルを手にしての4連覇に意欲を燃やしている。
「再び挑戦するよ。選手たちは私たちに教えてくれるし、私にも教えてくれる。偉大な選手たちは、成功したことをできるだけ早く忘れてしまう。角を曲がれば次の大会があり、また挑戦しなければならない。やったことの満足感は残るだろうが、またやらなければならないんだ」