プレミアリーグは18日に第8節が行われ、マンチェスター・シティとエヴァートンが対戦した。
開幕直後は躓いたものの、直近4試合で3勝1分けと調子を取り戻して5位まで順位を上げたマンチェスター・C。上位追走へ勝利を重ねていきたい中で、好調のエヴァートンをホームに迎えた。前線には絶好調ハーランドやドク、フォーデンらが入っている。一方で8位のエヴァートンでは、加入後目覚ましい活躍を見せていたグリーリッシュが契約上の関係で欠場している。
試合開始直後はエヴァートンがボールを持って攻めに出ると、ボックス付近まで押し込んでゴールに迫っていく。14分には、パスカットから速攻を仕掛けてベトに決定機が訪れたが、クロスに合わせきれなかった。一方のマンチェスター・Cは、10分前後からはボールを保持し、11分にはオライリーがミドルシュート。15分にも抜け出したサヴィーニョにビッグチャンスが訪れたが、シュートはGKの正面へ飛んだ。16分のヌニェスのミドルも枠の左へと外れた。
その後も両チーム相手ボックスまで迫るなど、一進一退の攻防が続く。マンチェスター・Cはポゼッションを高めてゴールに迫るシーンは作るものの、42分の決定機はドクが決めきれないなど、エヴァートンの堅守は崩せない。一方でエヴァートンも、41分にエンディアイェが鋭いシュートを放ったものの、GKドンナルンマのファインセーブに阻まれている。前半はスコアレスで折り返した。
後半序盤もマンチェスター・Cがボールを握るが、エヴァートンもソリッドな守備と速攻で対抗。白熱の攻防が続く。すると58分、ついに試合が動いた。左サイドに飛び出したオライリーが丁寧なクロスを上げると、待っていたのはハーランド。ヘッドでゴールを叩き込んだ。エースのリーグ戦10ゴール目(8試合)で、マンチェスター・Cがリードを奪った。
勢いに乗るマンチェスター・Cは、63分に追加点。決めたのは、またもハーランドだった。ボックス内でマイナスのパスを受けると、ダイレクトで流し込んでいる。止まらないエースのこの日2ゴール目で、ホームチームがリードを広げた。
その後もマンチェスター・Cは試合を優勢に進めていたが、82分にアクシデント。好調オライリーが膝を痛め、85分に交代となった。それでも最後まで主導権を渡さなかったマンチェスター・Cは、2-0でエヴァートンを下した。これでリーグ戦3連勝を達成し、勝ち点を16まで伸ばしている。
なお、ハーランドはこれでクラブと代表チーム合わせて公式戦11試合連続ゴールを達成。今シーズン開幕からの得点数は、早くも「23」に到達した。




