マンチェスター・シティのGK陣が週末の試合を欠場するようだ。
昨季プレミアリーグ王者は11日に敵地キングパワー・スタジアムでレスター・シティと対戦。だが、この試合を前に守護神エデルソン、第2GKザック・ステフェンが揃って欠場することが濃厚だ。
エデルソンの欠場は、イギリス政府とブラジルサッカー連盟のいざこざが原因。イギリス政府は新型コロナウイルス感染高リスク地域“レッドリスト”に指定されている国に渡航した人間に対して、帰国時に10日間の隔離を義務付けている。ブラジルも該当国に含まれているためにマンチェスター・Cはエデルソンのブラジル代表合流を拒否したものの、ブラジルサッカー連盟の反発を受けることに。同連盟は、代表招集を拒否した選手がインターナショナルウィーク終了から5日間出場禁止となるFIFAのルールを行使する見込みだ。
これによって、ガブリエウ・ジェズスとともにマンチェスター・Cが南米行きにストップをかけたエデルソンは、今週末のレスター戦を欠場することになる。
一方のステフェンは、アメリカ代表として活動中に新型コロナウイルスに感染。現在はアメリカで隔離中となっており、レスター戦はもちろんのこと、15日に予定されるチャンピオンズリーグのグループリーグ初戦RBライプツィヒ戦も欠場することが決定的だ。
両選手がピッチに立つことが難しいと予想される中、週末の一戦でマンチェスター・Cのゴールマウスを守ることが濃厚なのは、ベテランGKスコット・カーソンとなっている。ダービー・カウンティからのローンで2シーズン前から在籍し、今夏フリーで完全移籍を果たした同選手は、昨シーズン終盤の4-3で勝利したニューカッスル戦で、2011年5月以来となるプレミアリーグ出場を果たした。同クラブでの実績は、その1試合のみにとどまっている。
レスター戦ではカーソンのほか、アカデミーのシーラン・スリッカー、ミッキ・ファン・サスのベンチ入りが予想されている。


