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好調ブライトン、公式戦の連勝は「6」でストップ…敵地でマンチェスター・Cと2-2ドロー!先制ゴール未遂の三笘薫は83分までプレー

現地時間15日、イングランド・プレミアリーグは第29節が行われ、三笘薫の所属するブライトンは敵地エティハド・スタジアムでマンチェスター・シティと対戦した。

公式戦6連勝と勢いに乗るブライトンに対し、公式戦ここ5試合で2勝3敗、前節はノッティンガム・フォレストとの上位対決に敗れているシティ。対照的な調子の両者だが、シティとしては来季のチャンピオンズリーグ出場権のためにも絶対に連敗は避けたいところ。

しかし、最初の決定機を作ったのはブライトン。6分、右サイドからヒンシュルウッドが入れたアーリークロスを、ファーサイドから走り込んだ三笘が触り、浮いたボールに対してGKオルテガとの接触を恐れずに頭から飛び込む。そのまま頭で押し込みネットを揺らすが、これはボールをキャッチした後に体ごと押し込んだとしてファールを取られ、ノーゴールとなった。

すると今度はシティにチャンス。9分、高い位置でボールを奪ったサビオが前線のハーランドに預け、ハーランドがエリア内右にラストパス。受けたマーモウシュが切り返したところでウェブスターに倒されてPKを獲得し、このPKをハーランドが沈めてシティが先制する。

先制を許したブライトンだが、セットプレーから追いつく。21分、ペナルティーエリア手前やや右の位置からのFK。エストゥピニャンが左足で狙うと、左のポストを叩いたボールがネットを揺らし、ブライトンが同点に追いつく。

一進一退の攻防が続く中、シティはまたも前線のプレスからチャンスを作る。39分、高い位置でギュンドアンがボールを奪い、横パスを受けたマーモウシュがペナルティーエリア手前から右足を振り抜く。GKフェルブルッヘンが一歩も動けない強烈なシュートがゴール左へと決まり、シティが2-1と再びリードを奪った。

シティが1点をリードして迎えた後半、立ち上がりから1点を追うブライトンが攻勢に出る。すると48分、エストゥピニャンの左CKをウェブスターが頭でゴール前に折り返すと、ゴールを背にして受けたヒンシュルウッドが振り向き様にシュート。これは球威に欠けたものの、クサノフに当たってオウンゴールとなり、ブライトンが再び試合を振り出しに戻した。

さらに押し込むブライトンは53分、左サイドをオーバーラップしたディエゴ・ゴメスの折り返しを、ファーポストのミンテが滑り込む。触れば逆転という場面だったが、これが股を抜けてしまい押し込むことができなかった。

我慢の時間帯が続くシティは58分、サビオに代えてベルナルド・シウバを投入。しかし、B・シウバは76分にフォーデンと負傷交代を強いられる。プレー続行不可ではなかったのか、不満気にピッチを後にした。

82分、カウンターから三笘のダイレクトパスを受けたジョアン・ペドロが左サイドを駆け上がりゴール前に折り返すと、走り込んできたバレバがフリーで押し込む。しかし、この決定機をゴール上へと打ち上げてしまう。

直後、ブライトンは三笘とミンテを下げてアディングラとグルダを投入。シティもマーモウシュに代えてデ・ブライネを投入し勝負に出る。互いに決勝ゴールを目指したが、アディショナルタイムの4分間でも次の1点が生まれず、2-2のままドロー決着。ブライトンの公式戦の連勝は「6」でストップすることとなった。

■試合結果

マンチェスター・C 2-2 ブライトン

■得点者

マンチェスター・C:ハーランド(11分PK)、マーモウシュ(39分)

ブライトン:エストゥピニャン(21分)、OG(48分)

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