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ベルナルド・シウバ獲得を目指すバルセロナだがハードルは高く…マン・Cはレンタル認めず移籍金8000万€を即刻要求する模様

マンチェスター・シティMFベルナルド・シウバ獲得を目指すバルセロナだが、そのハードルはあまりにも高そうだ。スペイン『マルカ』が報じている。

スペイン『ムンド・デポルティボ』曰く、バルセロナはB・シウバの代理人ジョルジュ・メンデス氏から同選手に移籍の意思があることを聞きつけ、獲得に向けて動き始めているという。ただ財政難から今夏に完全移籍で獲得することは難しく、買い取り義務付きのレンタル移籍をシティに提案する考えとされている。

だが『マルカ』によれば、バルセロナの見込みは甘いのかもしれない。シティはB・シウバの移籍金として8000万ユーロを求めており、なおかつレンタルを認める気はないとのこと。このような毅然とした態度を取るのは、そもそもポルトガル代表MFの退団に否定的であるためのようだ。

バルセロナにとって、シティが求めるであろう条件はあまりに厳しいものとなりそうだ。ラ・リーガのサラリーキャップで人件費がオーバーしているバルセロナは、もし人件費を削減してもその50%分しか補強選手に費やせない。B・シウバの年俸及び移籍金8000万ユーロの減価償却費を合わせれば、1シーズンに必要な費用は3000〜3500万ユーロになるとみられ、バルセロナは現在の人件費を7000万ユーロ削減する必要が生じるという。

『マルカ』は以上の理由でバルセロナにとってB・シウバ獲得は「現実的ではない」との見解を示し、その一方で「現実的」な獲得候補としてトッテナムMFジオヴァニ・ロ・チェルソの名を挙げている。バルセロナは昨季ビジャレアルがそうしたように、同選手をレンタルで引き入れることが可能なようだ。

バルセロナとトッテナムの関係は良好とみられる。昨季レンタルでDFクレマン・ラングレを獲得したトッテナムは、今季も同選手を求めているとされ、なおかつ今季のジョアン・ガンペール杯でバルセロナと対戦する予となっている。チャビ監督もロ・チェルソを好んでいるとのことで、こちらの方がB・シウバを獲得するよりも、はるかに現実的なのかもしれない。

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