Manchester CityGetty Images

マンチェスター・CがCL準決勝に近づく!アトレティコの堅守をデ・ブライネ弾で破りファーストレグ先勝

5日にチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグ、マンチェスター・シティ対アトレティコ・マドリーが行われ、1-0でシティが先勝した。

再びCL決勝の舞台、そして今度は優勝を目指すシティと、ベスト16セカンドレグのユナイテッド戦に続いてマンチェスターの地を訪れ、生きて帰ることを目指す「試合から試合へ」が哲学のアトレティコ。グアルディオラ監督とシメオネ監督という、プレースタイルと哲学のコントラストが際立つ両指揮官の激突にもなった。

試合は、まさに予想通りの展開。シティがボールを保持して、アトレティコが5-5-0とも称せる並びで堅守を見せる。アトレティコはシティの攻撃をほぼ機能させなかったが、後方に閉じこもることになったためにJ・フェリックス&グリーズマンを起点に速攻を仕掛けようとしてもゴールが遠い。シティは45分間、アトレティコの錠前を外す鍵を見つけることができず、ただパスを回すことだけに終始することになった。スコアレスのまま前半終了。パス本数はシティが397本(成功率89.4%)だったのに対して、アトレティコは149本(66.4%)だった。

後半立ち上がりは、手堅い展開がほんの少しだけ緩く。アトレティコは51分に速攻を仕掛け、マルコス・ジョレンテがチーム初のシュートまで持ち込むも、これはGKエデルソンの正面。対してシティは55分に直接FKからデ・ブライネがゴールをうかがうも、こちらはGKオブラクの横っ飛びに阻まれた。

シメオネ監督は60分に交代カードを切り、コケ、グリーズマン、M・ジョレンテを下げてデ・ポール、アンヘル・コレア、クーニャを投入。対してグアルディオラ監督は68分にギュンドアン、スターリング、マフレズをガブリエル・ジェズス、フォーデン、グリーリッシュに代えた。

交代策が功を奏したのは、シティの方だった。ホームチームは70分に先制点を獲得。フォーデンのスルーパス(これが出場後のファーストタッチ)からデ・ブライネが最終ラインを突破し、右足のグラウンダーのシュートでオブラクを破った。

シティが先制すれば、これまでと同じような展開が続いても、まったく意味が違ってくる。シティは相変わらずボールを保持して追加点を狙い、それと同時にアトレティコの反撃の機会を潰していく。シメオネ監督は81分に4枚目の交代カードを切り、J・フェリックスをレマルに代えた。しかしながら終盤、アトレティコは攻撃を仕掛けたくてもほとんど機能せず、容易にボールを奪うシティに落ち着いてパスを回されながら、試合終了のホイッスルを聞くことになった。

なおアトレティコホームでのセカンドレグは、4月13日に行われる。

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