マンチェスター・シティDFナタン・アケは、横浜F・マリノス戦に向けた前日会見に出席した。
昨季は悲願のチャンピオンズリーグ制覇に加え、FAカップにプレミアリーグと、歴史的な三冠を達成したマンチェスター・C。王座死守を狙う新シーズンへ向けて調整を続ける中、今夏にはアジアツアーを開催することに。そして23日には、「Jリーグワールドチャレンジ2023 powered by docomo」でJ1リーグ王者の横浜FMと激突する。
試合を翌日に控える中、オランダ代表DFが会見に出席。タイトな日程ではあるが、日本での生活を楽しんでいることを明かした。
「たしかに忙しいけど、楽しい時を過ごしているよ。練習もしているし、コマーシャル関係のことも少しあるけど、街に出て観光もしたよ。この国の人はフレンドリーで優しいね。ホテルの人もすごく感じが良いし、クラブとして日本に来られて嬉しいよ」
また、日本の選手の印象について「何人かプレミアリーグでプレーしている選手もいるし、トップの選手としては三笘薫が有名だと思う」とし、対戦する横浜FMについては以下のように話した。
「ビデオも見ているし、監督もいくつか予想すべきことについて話している。良い試合が出来たらいいね」
「非常に良い結果も出しているし、良いチームだと思う。監督が色々なビデオ見せてくれたし、エネルギーのレベルが高いという印象。自分たちも同じエネルギーで戦わないとね。しっかりと準備したい」
さらにプレシーズンマッチの意義について、「この時期に大事なのはリズムを取り戻し、フィットネスレベルを高め、チームプレーの感触を確かめることだ。ある程度戦術も試して見る必要があるね。シーズンは2週間後に始まるんだ。シーズンに向けての準備を整えることが大切だ。ここで数試合できるのは極めて重要だよ」と言及。また歴史的なトレブル達成後の新シーズンへ向け、以下のように意気込んでいる。
「このチームは昨季はたしかに素晴らしかったが、昨季のことは昨季のこと。サッカーというのは毎日毎日、これからも続いていくし、進歩していくことだ理解している。なので、またもう一度スタートするというメンタリティを持っているよ。まずはコミュニティ・シールドがある。それから(UEFA)スーパーカップがあって、クラブ・ワールドカップも待っているね。監督自身も『どんどんやれ』という監督なので、しっかりとついていって、自分たちでまた頑張ろうという気持ちを持っているよ」
昨季は負傷もあったが公式戦41試合に出場し、センターバックにサイドバックと守備的ポジションを複数こなしながら三冠に大きく貢献したアケ。新シーズンは新たなモチベーションを持って戦うことを宣言している。


