takefusa KuboGetty Images

久保建英が69分までプレーしたマジョルカ、ビジャレアルに0-3完敗…4連敗で降格圏に近づく

マジョルカは22日にラ・リーガ第22節、敵地ラ・セラミカでのビジャレアル戦に臨み0-3の敗戦を喫した。MF久保建英は先発出場で、69分にピッチから下がっている。

久保にとっては昨季前半戦を過ごした古巣との対戦。ルイス・ガルシア監督はレバンテ戦、直接フリーキックからゴールを記録したエスパニョール戦(コパ)に続いて日本人MFを先発で起用して、4-3-3の右ウィングに据えている。

前半、マジョルカとビジャレアルの地力の差は顕著に表れ、13分にホームチームが先制に成功。スローインの流れからぺドラサがゴールライン際でクロスを送り、これがルッソのオウンゴールを誘発した。

ビハインドを負ったマジョルカは、久保がテクニックでビジャレアルの面々に引けを取らないところを見せる。20分、久保主導の攻撃の展開から彼自身がクロスを放つと、アマトがヘディングシュート。しかし、これは惜しくもGKルジの正面へ飛んだ。

そして34分、ビジャレアルが速攻から追加点を獲得。イボラの気の利いたサイドを変えるパスから、またもジェット機のような速さのぺドラサが左サイドを突破し、折り返されたボールをマヌ・トリゲロスが押し込んでいる。前半は2-0で終了。

後半、反撃に出たいマジョルカだがビジャレアルの守備は堅く、頼みの久保も常時存在感を発揮することができない。ルイス・ガルシア監督は69分に交代カードを2枚切り、久保らの代わりにイ・ガンインら投入した。しかし、その後もマジョルカの攻撃は精彩を欠き続け、85分にはルッソがペナルティーエリア内でジャクソンを倒してPKを献上。これをキッカーのパレホが冷静に決め切り、ビジャレアルがリードを3点とした。結局、試合はそのまま終了のホイッスルが吹かれている。

ラ・リーガ4連敗と停滞するマジョルカは、勝ち点20で17位に位置。降格圏17位カディスとは勝ち点2差、18位アラベスとは勝ち点3差と、厳しい状況に追い込まれている。

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