Asano TakumaGetty Images

マジョルカ、87分のゴールでセルタと土壇場ドロー!浅野拓磨は先発出場…いつも通りエネルギッシュにプレーして67分交代

23日のラ・リーガ第2節、マジョルカは本拠地ソン・モッシュでのセルタ戦を1-1で引き分けた。FW浅野拓磨は2試合連続で先発出場を果たし、後半途中にベンチに下がっている。

開幕節バルセロナ戦では、ライージョが頭にボールを受けて倒れ込んだ際の失点やモルラネス&ムリチの退場など、いくつも物議を醸した場面がありながら0-3の敗戦を喫したマジョルカ。アラサテ監督はソン・モッシュにセルタを迎えたこの一戦、前節は9人となったことでハーフタイムに下げた浅野を再度スタメンとし、4-2-3-1の右サイドハーフに据えている。

前半から浅野はフルスロットルでプレー。ボールを持てばDFラインの裏のスペースへ、ボールを持っていなければ相手選手へ向かって積極的に走り込んでき、観客に声を出させるチャンスも迎えた。26分にはペナルティーエリア内で対角線上にシュートを放つも、これは枠外へ外れる。また33分にはDFラインの裏に抜け出したものの、急いで駆け寄ったマルコス・アロンソのプレスを前に自由を奪われた。

そして38分、スコアが動いた。決めたのはアウェーのセルタ。ソテロのパスからDFラインを突破したルエダが、ループシュートでGKレオ・ロマンを破っている。

1点ビハインドで前半を終えたマジョルカは、後半もセルタの守備を崩し切ることができない。精力的なプレーを見せ続ける浅野は、前半から審判の判定に不満げだったが、50分には抗議によってイエローカードを提示されている。

同点に追いつきたいアラサテ監督は67分に交代カードを一気に3枚切り、ジョセフ、マスカレル、そして浅野を下げてドメネク、アブドン、ダニ・ロドリゲスを投入。だが70分にパブロ・トーレがミドルシュートでゴールを脅かした(GKラドゥがセーブ)場面以外、大きなチャンスを迎えられず、セルタの速攻にも苦しみ続けた。

しかし88分、マジョルカが意地を見せた。ドメネクがゴールラインを割る直前のボールをペナルティーエリア中央に折り返すと、混戦の中、エリア内に飛び込んできたモレイが右足のシュートを決め切っている。試合は結局1-1のドローで終了。マジョルカが土壇場で開幕2連敗を回避している。なお同チームは次節、敵地サンティアゴ・ベルナベウでのレアル・マドリー戦に臨む。



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