Take kuboGetty Images

マジョルカがセルタとスコアレス…アトレティコ戦勝利の立役者・久保建英は67分から出場、大歓声が巻き起こる

マジョルカは10日にラ・リーガ第16節、本拠地ソン・モッシュでのセルタ戦に臨み、スコアレスで勝ち点1を分け合った。MF久保建英は負傷からの復帰後、3試合連続でベンチスタートとなり、67分から出場を果たしている。

前節アトレティコ・マドリー戦では、久保が91分に決めたゴールで2-1の劇的逆転勝利を達成したマジョルカ。ラ・リーガ王者を相手にして、じつに8試合ぶりの白星を獲得した勢いに乗りたいところだ。だがルイス・ガルシア監督は久保がまだ万全のコンディションにはないと考えてか、この試合でもベンチスタートとしている。

前半はフットボール的というよりフィジカル的で、チャンスに乏しく何度もプレーが中断するゴツゴツとした試合展開に。大きなニュースは16分、サンティ・ミナの頭にボールが当たって、その場で倒れたことだった。セルタFWは意識を取り戻したものの、プレー続行は不可能で、ストレッチャーによってピッチから運び出されている。

試合はスコアレスのまま後半に突入。56分にアブドンをアンヘルに代えていたL・ガルシア監督は、67分に2枚目の交代カードを切り、アントニオ・サンチェスを下げていよいよ久保を投入。アトレティコ戦勝利の立役者である日本人MFは、大歓声を受けながらピッチに立っている。

久保はこの試合でも4-2-3-1の右サイドハーフとしてプレー。トップ下のイ・ガンインと連係する場面などあったが、しかし全体的にはボールが回ってこないために存在感を示すのは難しかった。結局、久保の見せ場はほとんどないまま、試合はスコアレスドローで終了のホイッスルが吹かれている。

2連勝を逃したマジョルカは、勝ち点20で暫定12位に位置。なお久保のこの試合の記録はボールタッチ2回、パス2本、パス成功1本と、ずっと強風が吹き続ける難しい展開だったとはいえ、少し寂しい数字となった。

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