Take KuboGetty Images

マジョルカがPK2発でカディスに逆転勝利!久保建英は89分まで出場、絶妙トラップから惜しいシュート放つなど好プレー披露

マジョルカは5日にラ・リーガ第23節、本拠地ソン・モッシュでのカディス戦に臨み、2-1の勝利を収めた。MF久保建英は先発出場を果たし、89分までプレーしている。

スタートダッシュに成功した開幕時期の貯金を徐々に失い、残留争いに巻き込まれているマジョルカ。ルイス・ガルシア監督は新加入ムリキを1トップ、アンヘルを1.5列目に据える4-2-3-1のシステムを採用し、久保は右サイドハーフとしてプレーしている(イ・ガンインはベンチスタート)。

前半、先制点を決めたのはカディス。8分にアルカラスが、ペナルティーエリア手前で左から対角線上に強烈なミドルシュートを突き刺した。いきなりビハインドを負ったマジョルカだったが、その後に攻勢を見せると18分にブライアン・オリバンがアレホに倒されてPKを獲得。これをサルバ・セビージャが決め切り、同点に追いついている。

スコアをタイに戻したマジョルカは、久保が個人技から逆転ゴールに迫る。日本代表MFはまず30分、ペナルティーエリア内でロングパスを巧みにトラップして、そのまま左足でシュートに持ち込む。が、グラウンダーのボールは右ポストをかすって枠内へと外れた。また44分には壁パスからペナルティーエリア内左に侵入して再び左足を叩いたが、こちらも枠を捉えることはできなかった。マジョルカはアンヘルらも決定機を逸して、同点のまま試合を折り返している。

迎えた後半、マジョルカは65分にアンヘルと接触したGKレデスマのファウルが取られたことで、再びPKを獲得。キッカーのムリキが落ち着き払ったシュートで移籍後初ゴールを記録し、マジョルカがついにスコアをひっくり返した。

リードしたマジョルカはその後、カディスの攻撃を受け止めながら、久保らを起点とした速攻から追加点を狙う。その中で久保は、イエローカード覚悟のタックルやユニフォームを引っ張られるなどの行為に苦しむことになった。疲労も見えた久保を89分に交代させたマジョルカは、10分が取られたATも1点差を維持して終了のホイッスルを迎えている。

マジョルカは久保の後半AT弾で逆転勝利したあのアトレティコ・マドリー戦以来、じつに6試合ぶりの勝利。勝ち点23で17位に位置し、降格圏18位カディスとの勝ち点差を5に広げている。

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