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日本企業出身の異色の指揮官マレザーニ氏が語る日本とイタリア「残念に思うのは…」

イタリア人指揮官のアルベルト・マレザーニ氏が1日、ローマの公式サイトのインタビューに応じて監督業引退を示唆したほか、日本についても触れた。

66歳のマレザーニ氏はかつて、1993年にキエーヴォの指揮官に就任して指導者としてのキャリアを歩み始めると、フィオレンティーナやパルマ、ヴェローナ、ボローニャなど数多くのセリエAのクラブの指揮官を務めた。2014年にサッスオーロ監督の座を離れてからは一線から退いているが、このまま監督業を引退することを示唆した。

「もはやサッカー界に役立てることはないだろう。ここ数年間で意志が固まった。いつからか“終わった監督”として扱われるようになり、私は時間と共にそれを受け入れた。何も問題はない。別の世界で自分を表現していくつもりだ。企業の世界からやって来て、円を描くようにしてまた元の世界に戻った。がっかりしたことは何度もあったが、トラウマになるようなことはなかった」

さらに、監督として本格的に活動を始める以前にキャノンで働いていた異色の指揮官は、日本とイタリアを比較。イタリアの人材評価方法に不満をこぼした。

「残念に思うことが1つある。イタリアにおいて、また結果としてカルチョの世界においても、経験が評価されないことだ。私は監督になる前は企業にいて、17年間、キャノン・イタリアで働いていた。日本では経験豊富な者は呼び戻され、その知識を活かすことができた。投げ捨てられるなんてことはなかったよ」

■バティストゥータとの思い出

最後にフィオレンティーナ時代に指導した元アルゼンチン代表FWガブリエル・バティストゥータ氏に言及。当時のエピソードを披露した。

「バティストゥータはすべての監督が欲しがるような選手だった。監督を(優劣で)区別するようなことはなく、それぞれから良い部分を吸収することができた。だからこそ唯一無二の選手になれたのだろう。常にハードにトレーニングに取り組んでいて、『僕には優れた技術がないので他の選手よりも練習しなければならないんだ』と言っていた。しかし彼にはパワーやゴールへの嗅覚があった。彼ほど堅実なアスリートは見たことがない」

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