Zlatan-Ibrahimovic(C)Getty Images

ミラン幹部マルディーニ氏「最強のイブラヒモヴィッチとジルーは一緒にプレーできる」

ミランのパオロ・マルディーニTD(テクニカルディレクター)が23日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、メルカートの動向やチームについて語った。

ミランは今夏、FWオリヴィエ・ジルーやGKマイク・メニャンらを獲得したほか、期限付きでレンタルしていたDFフィカヨ・トモリらの買い取りを行った。マルディーニTDは今後の補強などについて、今シーズン終了後に契約切れとなるMFフランク・ケシエや獲得の可能性が囁かれているMFティエムエ・バカヨコやFWジュニオール・メシアスに言及しつつ、自身の見解を示した。

「契約更新や補強に関して我々の間で共通認識があると思う。このクラブは持続可能なことを行わなければならない。財政的に可能な範囲を超える必要はない。そういったことは過去にあったが、のちにその代償を払うことになった。このため契約更新や補強に関して、オーナーの方針に従うつもりだ」

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続いてマルディーニTDは、ジルーとFWズラタン・イブラヒモヴィッチの共存の可能性について問われると、2人の同時起用を示唆したほか、現在のチームのクオリティに自信を見せた。

「最も強い選手には、常にプレーしてもらいたいと望んでいる。そしてズラタンとオリヴィエはその部類に入る。したがって2人とも調子が良ければ、一緒にプレーすることもできるだろう。2人は特徴が非常に似通っているように見えるが、ズラタンはこれまでも見せているように、下がって前線のレジスタのような役割を担ってプレーすることもできる」

「私がここへ来て以降、今のミランが最も強い。昨シーズンのチームを基盤として出発することができるからね。今夜(サンプドリアとの開幕戦)のチームは、昨シーズンに中心となった(ジャンルイジ)ドンナルンマや(ハカン)チャルハノール、(フランク)ケシエ、(イスマエル)ベナセルとイブラの5人が不在だが、それでも昨年よりも圧倒的に強いと感じている。メルカートで仕上げの仕事をすれば、準備万端だ。スクデット? 私は夢見ることが常に好きだった。クラブ内で責任ある立場にいれば現実的になる必要があるが、チームの夢は奪うべきではない」

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