フランクフルトMF長谷部誠が、今季初勝利を振り返った。
8月21日のアウクスブルク戦(0-0)で途中出場したのを最後に、公式戦5試合出場のなかった長谷部。ドイツ複数メディアでも、オリヴァー・グラスナー監督の起用法に疑問の声が相次いでいた中、30日のヨーロッパリーグ(EL)アントワープ戦で先発出場を果たした。
キャプテンマークを巻いた37歳は、3バックの中央で試合をコントロール。72分に足を痛めて交代したが、フランクフルトは後半アディショナルタイムのゴールで1-0と今季初勝利を飾った。
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地元メディア『Frankfurter Rundschau』やグラスナー監督からも称賛を浴びた長谷部。クラブ公式HPでは「今シーズンはここまで勝てていませんでしたが、この勝利で自信を持つことができます」と振り返りつつ、さらなる改善を求めた。
「でも、まだやるべきことはたくさんありますよ。我慢強く最後までプレーして、より良い状況を作っていかないといけません。僕らはファイナルサードで十分な力を発揮できず、ここ数週間は何かが足りませんでした」
「システムは重要ではありません。大切なのは自分たちがどう振る舞うか、そしてゲームアイディアが何であるかです。素晴らしいプレーを見せたアルマミ(トゥーレ)とティミー(ティモシー・チャンドラー)には大きな賛辞を送りたいです」