hasebe frankfurt rangers(C)Getty Images

驚異のデュエル勝率「100%」!38歳・長谷部誠、EL決勝で圧巻のパフォーマンス

ヨーロッパリーグ(EL)決勝戦の舞台で、日本人選手が躍動した。

18日に行われた2021-22シーズンのEL決勝戦。フランクフルトはレンジャーズとスペインの地で激突した。57分に先制を許したが、69分にボレの同点弾で追いつくと、120分でも決着がつかずにPK戦へ突入。するとレンジャーズ4人目をGKトラップがストップし、5人目のキッカーであるボレが豪快に成功させ、PK戦5-4で42年ぶり2回目の優勝を達成した。

この一戦で鎌田大地は先発フル出場、PK戦でもキックを成功させた。また長谷部誠は、58分から出場して堂々たるパフォーマンス。2002年(UEFAカップ時代)の小野伸二(フェイエノールト)以来、20年ぶりに日本人選手としてELの頂点に立っている。

そして『Opta』によると、長谷部はこの試合で途中出場にも関わらず、チーム2位となるパス本数(49)を記録。さらにデュエル6回(地上戦4回、空中戦2回)で勝率「100%」と、圧巻のスタッツを残した。またクリア、インターセプト、シュートブロックは1回ずつ。ポゼッション獲得は5回マークした。

一方の鎌田は、敵陣パス本数がチームトップタイ(29回)。13回のデュエルやチーム4位のタッチ数(63回)、またタックル数はチームトップの4回を記録している。

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