マインツに加入したMF佐野海舟の逮捕報道について、ドイツ複数メディアが反応した。
今月4日に鹿島アントラーズからのマインツへの完全移籍が発表された佐野。30代の女性に性的暴行を加えたとして、警視庁に不同意性交容疑で逮捕されたことが、17日に一部メディアで報じられた。
それを受け、マインツはクラブの公式『X』を通じて「マインツは新加入の佐野海舟が母国で逮捕されていたという日本のメディアの報道に驚いた。情報が不足しているため、これらのレポートについてはまだ評価したりコメントしたりできません。私たちはこの問題をできるだけ迅速かつ包括的に解明するよう努めています」と声明を発表している。
複数のドイツメディアも日本での報道に反応。大衆紙『ビルト』は「ブンデスリーガスターが性的暴行で逮捕」というタイトルを打ち出し、「アジアのメディアが一貫して報じたところ、サノは他の2人の男と日曜日(14日)に日本の首都東京で逮捕された。理由は、ホテルで一緒に食事をした後、女性に性的暴行を加えたとされるためだ」と報道。また、21日に予定されていた合流については「おそらく不可能だろう」と予想した。
また、同紙は昨年パレスチナのイスラエルへの攻撃を正当化する内容の投稿をし、マインツが契約を解消したアンワル・エル・ガジを引き合いに出し、「これでマインツは新たなスキャンダルに直面することになりそうだ」と指摘。「つい先週の金曜日にスキャンダル・プロ選手のアンワル・エル・ガジの解雇が労働裁判所により不当とされたところだ」と続けた。
スポーツメディアの『シュポルト1』は、マインツによる声明掲載後に「マインツの新加入選手が逮捕? 」と疑問形のタイトルを選択。記事の中では日本での報道を伝えながら、「まだ正式には何も確認されていないが、報道によれば女性に対する性的暴行の疑いがあるということだ」としつつ、「推定無罪の原則を適用するべき」と付け足している。そして、同メディアもエル・ガジの件に触れ、「これで05(マインツ)はまたも司法沙汰になるケースに脅かされることになった」としている。
なお、ドイツ南西部の公共放送局『SWR』や一般紙『ヴェルト』も佐野についての日本での報道を伝え、後者は「彼の新クラブは情報を求めている」とマインツにとって状況が不透明であると指摘した。




