ブンデスリーガは5日、各地で第28節が行われた。
7位フライブルクは、ホームで10位ドルトムントと激突。欧州カップ戦出場権を狙う中で勝利がほしい大一番で、堂安律はこの日も右サイドで先発した。
フライブルクは堂安律を中心にチャンスを作っていき、17分には堂安律のクロスからハンドかと思われたシーンもあったが、笛はならず。その直後にボックス内で接触があったものの、ここもファールの判定とはならなかった。すると34分、アデイェミの鋭いシュートで失点する。
追いかけるフライブルクは46分、堂安律が決定的なチャンスを迎えたが、シュートはライン上でDFのクリアに阻まれた。すると52分、チュクエメカのシュートがブロックにいったDFに当たってゴールイン。68分にはギラシのダメ押しの3点目を許した。89分、堂安律のアシストからエッゲシュタインが1点を返したものの、このまま1-4で敗戦。これで勝ち点42のまま、5試合勝利なし(3分け2敗)となった。
チャンピオンズリーグ出場圏内の4位につけるマインツは、ホームでキールと対戦。佐野海舟、町野修斗と2人の日本人選手が先発した中、マインツは19分に作った決定機からブルカートがポスト直撃のシュートを放つ。23分には町野修斗のヘッドが枠をとらえたが、GKツェントナーがファインセーブで防いだ。その直後には佐野海舟がチャンスメイクするも、ゴールには繋がらず。すると34分、ベルンハルトソンのスーパーゴールを許し、マインツは1点を追いかける展開となった。
劣勢のマインツは47分、佐野海舟が高い位置でのボール奪取からFKを獲得。しかし、アミリのシュートは枠外へ。その後のピンチはGKツェントナーのビッグセーブなどで凌ぐと、75分に追いつくことに成功。ネベルの浮き球パスから途中出場のバイパーがボレーを叩き込んだ。試合はこのまま終了し、1-1のドロー決着となっている。
