machida fukuoka(C)Getty Images

3発快勝の町田が首位返り咲き!昌子源&中山雄太が負傷も藤本一輝2発&ナ・サンホ豪快弾で福岡下す

明治安田J1リーグは14日に第30節が行われ、アビスパ福岡とFC町田ゼルビアが対戦した。

昇格初年度での優勝を目指す町田だが、直近のリーグ戦6試合で1勝(3分け2敗)と苦しい戦いが続いており、勝ち点55でサンフレッチェ広島、ヴィッセル神戸(1試合消化多)と並んでいる状況に。タイトルを目指す中で勝利が必要なアウェイゲームに挑んだ。対する福岡だが、勝ち点38で8位につけるも直近8試合勝利なし(3分け5敗)。こちらも久しぶりの勝利を目指すホームゲームに臨んでいる。

試合開始直後、町田にいきなりアクシデント。ウェリントンと競り合った中山雄太がボックス内で倒れると、足を痛めてプレー続行不可能に。ドレシェヴィッチとの交代を強いられた。その後は福岡のチャンスを許すシーンが続き、やや押し込まれる時間が続く。24分にCKから小田逸稀のヘッドを許したが、わずかに枠を外れて事なきを得ている。すると、このプレーで相手と競り合った昌子源がピッチに倒れ込み、そのまま担架でピッチを後に。望月ヘンリー海輝との交代を余儀なくされ、前半の内に2枚のセンターバックを欠くことになる。

その後は福岡の攻撃に苦しんだ町田だが、前半アディショナルタイムにはナ・サンホがボックス内で強烈なボレーを放つ。この試合最大のチャンスだったが、GK村上昌謙のファインセーブに阻まれる。その直後にもナ・サンホにビッグチャンスが訪れたが、これもGK村上昌謙がストップ。前半はスコアレスで折り返す。

後半に入ると、町田が早い時間に待望の先制点をマーク。左サイドのロングスローの競り合いから、最後は藤本一輝が押し込んでいる。さらに56分、ボックス左から侵入した藤本一輝が再びネットを揺らした。CB2人を失うなど苦しい戦いが続いていたアウェイチームだったが、リードを2点に広げている。

その後も主導権を握る町田は69分、こぼれ球を拾ったナ・サンホが切り返しから強烈な左足のシュートを突き刺し、ダメ押しの3点目を奪う。73分には復帰した相馬勇紀やエリキ、ミッチェル・デュークを投入して攻撃陣を入れ替えると、失点せずに3-0と快勝を収めた。

この結果、町田はリーグ戦3試合ぶりの勝利に。勝ち点を58まで伸ばし、同時刻キックオフでドローに終わった広島に2ポイント差をつけることに成功。再び首位に浮上している。

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