GrossoGetty Images

リヨンが元イタリア代表DFグロッソの指揮官就任を発表…リーグ最下位に沈む名門の再建を託す

リヨンは、ファビオ・グロッソ監督の就任を発表した。

7度のリーグ・アン優勝を誇る名門リヨンだが、今シーズンは大不振。リーグ戦4試合を終えて1分け3敗の最下位に沈み、9月上旬にはホームでパリ・サンジェルマンに前半だけで4失点を喫して1-4で敗れた。

これを受け、リヨンは11日に昨年10月からチームを指揮したローラン・ブラン監督を解任。後任には、グレアム・ポッター監督やマルセロ・ガジャルド監督、さらにジェンナーロ・ガットゥーゾ監督などの名前が挙がっていた。しかし、先日からグロッソ監督との交渉を進めていると伝えられていた。

そして16日、リヨンはグロッソ監督と1年間の延長オプションが付帯した2024年6月末までの短期契約を結んだことを発表。同指揮官は18日からファーストチームを指揮することになる。

イタリア代表として2006年ワールドカップ制覇を成し遂げたグロッソ監督は、2012年に現役から退くと、コーチングキャリアに転身。これまでにエラス・ヴェローナやブレシアなどを指揮し、2021年から率いたフロジノーネでは昨シーズンにセリエB優勝を果たしてクラブを昇格に導いたが、契約満了に伴って退任していた。

なお、17日のル・アーヴル戦はブラン監督解任後から暫定的にチームを託されたジャン=フランソワ・ヴリー氏がベンチに座り、グロッソ監督の初陣は23日のブレスト戦になる見込みだ。

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