現地時間18日、イングランド・プレミアリーグは第25節が行われ、橋岡大樹の所属するルートン・タウンはホームのケニルワース・ロードにマンチェスター・ユナイテッドを迎えた。
公式戦4連勝、リーグ戦は3連勝と勢いの出てきたユナイテッドは、前節のアストンヴィラ戦とまったく同じメンバーで臨んだ。一方、残留争い真っ只中のルートンでは、橋岡の初のメンバー入りはまたしてもお預けとなった。
試合は開始早々に動く。開始わずか37秒、カゼミーロのクリアをベルが処理ミス。奪ったホイルンドがGKカミンスキをかわして無人のゴールに流し込み、ユナイテッドが幸先よく先制する。ホイルンドはこれで6試合連続ゴールとなった。
さらに7分、左CKのこぼれ球をガルナチョがボレーで捉えると、エリア内右にいたホイルンドが胸でコースを変える。これがゴール左へと決まってユナイテッドが2-0とリードを広げた。
早くも2点のリードを奪ったユナイテッドだが、このリードを長い時間、維持することができない。14分、カウンターからメンジとのワンツーでエリア内左に侵入したチョンが振り向き様にシュートを放つと、ブロックされてこぼれたボールをモリスが頭で押し込みルートンが1点を返す。
1点差に詰め寄ったルートンは鋭いカウンターでユナイテッドゴールへと迫る。30分、マグワイアの自陣からのリスタートをバークリーが奪い、エリア内左で受けたウッドロウのシュートはヴァランがブロック。さらにガルナチョからボールを奪ったモリスのシュートはゴール右へと外れる。
1点をリードして前半を終えたユナイテッドだが、アディショナルタイムに足を痛めたショーが下がり、リンデロフが投入された。さらに後半、カゼミーロとマグワイアに代わってエヴァンズとマクトミネイが投入される。
後半もホームのルートンが同点弾を目指してユナイテッドゴールへと襲い掛かるが、ユナイテッドもカウンターから追加点を狙う。60分、カウンターからガルナチョのダイレクトパスに抜け出したブルーノ・フェルナンデスがGKをかわして無人のゴールに流し込む。しかし、これは戻ったロコンガが伸ばした足でブロックし、ピンチをしのいだ。
67分にもカウンターからガルナチョが抜け出すが、GKカミンスキをかわし切れず、粘ってシュートまで行くもブロックされる。
攻勢を続けるルートンだが、最後の精度を欠き同点ゴールが遠い。86分にホイルンドに代えてアムラバトを投入したユナイテッドは、88分に高い位置でボールを奪ったB・フェルナンデスがエリア内右から右足を振り抜くも、ゴール左へとわずかに外れる。
アディショナルタイムの4分間、ルートンが猛攻を仕掛けるものの、最後まで同点ゴールを許さなかったユナイテッドが逃げ切りに成功。公式戦の連勝を「5」に伸ばした。
■試合結果
ルートン 1-2 マンチェスター・U
■得点者
ルートン:モリス(14分)
マンチェスター・U:ホイルンド(1分、7分)




