Lukas Podolski 2025(C)Getty Images

ポドルスキ、所属クラブの株主に「グルニクは僕のクラブ、僕の故郷、そしてフットボールファミリー」

元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが、グルニク・ザブジェの株主になったようだ。クラブが8日に発表している。

ケルンでブレイクし、バイエルン、アーセナル、インテル、ガラタサライ、ヴィッセル神戸などを渡り歩いてきた現在40歳のポドルスキは、2021年から生まれ故郷でもあるザブジェに復帰。来夏までの契約を残すクラブでは、ここまで公式戦128試合に出場して25ゴールを記録している。

一方、今季限りでの現役引退の可能性を示唆しているポドルスキだが、ここにきてクラブの株主にも加わったとのこと。クラブが出した声明によれば、「ポドルスキが所有する企業『LP Holding GmbH』が グルニク・ザブジェの登録株式10万4611株を取得した」とのことで、「取得した株式はクラブの株式資本のおよそ8.3%に相当し、これによりポドルスキはクラブの第2位株主となった」と報告。「クラブ最大の株主であるザブジェ市が主導する民営化プロセスは現在も進行中である」とも伝えている。

また、ポドルスキは株式取得に際して次のようにコメントしている。

「グルニク・ザブジェは、僕のクラブであり、僕の故郷、そして僕のフットボールファミリーだ。次のステップに進み、グルニクの未来を正式にともに形づくっていけることを本当にうれしく思う。このプロジェクトと、それを支える人たちを信じている。クラブにはスポーツ面、組織面、ビジネス面のいずれにおいても、しっかりとした基盤の上で発展してほしいと考えている」

なお、グルニクは現在エクストラクラサ(ポーランド1部)の首位に立っている。ラストシーズンとなる可能性もあるポドルスキとしては、リーグタイトルを勝ち取り、有終の美を飾りたいところだろう。

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