Lukaku-Roma-2023-24Getty

待望の移籍後初ゴール!ルカクについてモウリーニョ「彼は愛情を必要とする。インテルが怒る理由はない」

ローマのジョゼ・モウリーニョ監督が、移籍後初ゴールを決めたFWロメル・ルカクについて語っている。

昨夏インテルでチャンピオンズリーグ準優勝に貢献したルカク。しかし今夏の移籍市場では、完全移籍に向けて動いていたインテルとの連絡をストップして物議を醸すと、本人が選択したとされるユヴェントスへの移籍も実現せず。それでもマーケット閉幕直前にローマへのレンタル移籍が決まり、17日のセリエA第4節エンポリ戦で初先発を飾っている。

パウロ・ディバラら共に先発したルカクは前半からチームのゴールラッシュに関与すると、83分には移籍後初ゴールを記録。7-0と今季初勝利に貢献した。

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試合後、モウリーニョ監督はイタリア『DAZN』のインタビューで結果について「エンポリには同情する。だが、これもサッカーでは起こり得ることだ」と圧勝について言及。そしてルカクのゴールについて問われると、「私にとって重要ではないが、彼にとっては重要だった。私が気にかけるのはチームのことで、彼がゴールを奪うかどうかは重要ではない。期待しているのは、チームに新たな異なる要素を加えること。我々は彼とのプレーを学ばなければならないし、彼の方もそうだ」としつつ、以下のように続けた。

「私は彼が幸せそうに見えた。ロメルは幸せや愛情、周りから求められているという感覚が必要だ。このクラブ来てすぐに必要とされていることを感じただろう。心から幸せだと思うし、勝利を熱望している。それが彼のキャラクターだ」

「(移籍が実現しなかった)インテルはミランに5-1で勝利し、多くのアタッカーを揃えた並外れたチームである。彼らが怒る理由はない」

今季初勝利を掴んだローマは、21日にはヨーロッパリーグ・グループリーグ第1節でシェリフと対戦する。

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