Lukaku InterGetty Images

ルカクにインテル一部ファンが怒りの声明「卑しく安っぽい傭兵のよう」…チェルシー練習復帰も去就は不透明に

ベルギー代表FWロメル・ルカクは、18日午後からチェルシーの練習に合流したようだ。

昨季はインテルでチャンピオンズリーグ決勝進出に貢献したルカク。新シーズンもそのインテルでのプレー希望を公言し、クラブ間で交渉が行われていた模様。しかし、ユヴェントスの接触によってルカク側がインテルとの連絡をストップ。これがインテル側の怒りを買い、チェルシーとの交渉を終了したと複数メディアが一斉に報じている。

依然として去就が不透明となっているルカクだが、18日午後にチェルシーの練習場に現れたという。『The Athletic』によると、チームの主力メンバーはすでにアメリカツアーに出発しており、ピエール=エメリク・オーバメヤンやハキム・シイェシュら帯同しなかったメンバーとともに練習を続けるようだ。

また同メディアは、上述の3選手はチェルシーの構想外になっていると指摘。ルカクに関しては、代理人や弁護士ら選手スタッフが解決策を模索しており、ユヴェントスが好ましい移籍先のようだ。しかし、ユヴェントス移籍はFWドゥシャン・ヴラホヴィッチの去就 に依存しており、一方でサウジアラビアからの関心も続いているという。

なお『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、インテルのクルヴァ・ノルド(ウルトラス)はルカクに対する声明を発表。「裏切り者はそれを楽しんでいるからではなく、その人間の性質だから再び裏切るだろう」とし、強烈な批判を展開している。

「そう、ロメルは不遇だった時期に全力で守ってきた我々全員を裏切った。お前を嘲笑するファンから守ってきたが、今、お前はブルータスにふさわしいような一撃で俺たちを裏切った。俺たちにとって命よりも価値のあるエンブレムにキスし、卑しく安っぽい傭兵のように、最高入札者に自分自身を売り歩いている。王者になる前に、男でなければならない。だが、お前はそうではない」

一部では、ルカクはインテルよりも好条件を提示されたことでユヴェントスに傾いたとも伝えられている。今後の動向に注目だ。

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