21日のラ・リーガ第6節、アトレティコ・マドリーは敵地コリセウム・アルフォンソ・ペレスでのヘタフェ戦に2-1で勝利した。チームを逆転勝利に導いたFWルイス・スアレスは試合後、チームのパフォーマンスが改善される必要性を強調している。
ここ2試合無得点だったアトレティコは、この一戦でも前半は攻撃が機能せずGKヤン・オブラクのミスからヘタフェの先制点を許してしまう。しかし後半に入るとL・スアレスが爆発。78分にDFマリオ・エルモーソの浮き球を巧みにトラップして同点弾を決めると、90分にはDFシメ・ヴルサリコのクロスからヘディングシュートを決めてスコアをひっくり返した。
L・スアレスは試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのフラッシュインタビューで次のように語った。
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「僕たちは厳しい状況を逆転させた。ただチームはもっと良くなる必要がある。いくつかの部分がうまくいってない。ラ・リーガは始まったばかりだし、上向いていかないとね」
バルセロナ時代に手術したひざの状態が思わしくないのか、足を引きずるようにプレーする姿も見られるL・スアレス。現在34歳ということもあり、今後もトップレベルで通用するのかどうかという懐疑的な目も向けられている。
「僕たちは批判と共存しないといけない。エリートの世界ではそれと一緒に生きなくてはいけないんだよ。僕が絶対にしないことは、あきらめることにほかならない。批判に落ち込むことだって、称賛を受けて思い上がることだってないんだよ」