Paris Saint-Germain v FC Internazionale Milano - UEFA Champions League Final 2025Getty Images Sport

CL初優勝PSG、指揮官L・エンリケ「エンバペにはここにいてほしかったんだがね」「デンベレはその守備によってバロンドールを受賞すべき」

パリ・サンジェルマンは5月31日にチャンピオンズリーグ(CL)決勝インテル戦に臨み、5-0の勝利で優勝を飾った。ルイス・エンリケ監督は試合後、昨季限りでPSGを退団してレアル・マドリーへと移籍したFWキリアン・エンバペについて触れている。スペイン『アス』がコメントを伝えた。

インテルに圧勝してクラブ史上初の欧州制覇を果たしたPSG。昨夏に同クラブを離れ、CL15回の優勝を誇るマドリーに加わったエンバペにとっては、皮肉な結果となってしまった。

試合後、ルイス・エンリケ監督はエンバペについても言及。「守備をしないエンバペが去ったことでより良いチームになった」との見解に対して、次のように返答している。

「私たちはエンバペにいてほしかった。しかし彼の決断は違うもので、それを受け入れることになったんだ」

「監督の役割は、選手たち『可能だ』と信じさせることにある。PSGはチームの機能に合わせた形でスター選手たちを擁しており、ほかの意味性は何もない……私たちはそのことを示したんだよ。さて、ここからはクラブ・ワールドカップのことを考えなくてはね」

かつてエンバペに対して、守備に真剣に取り組むことを求めたルイス・エンリケ監督。今季はFWウスマン・デンベレに“理想のスター選手像”を見出したようだ。

「デンベレはいつだって怪物だった。が、最高のバージョンを引き出すための努力も必要としていたんだよ。そして今の彼はリーダーであり、模範的存在だ」

「彼がプレッシングをする姿勢を見たか? 欧州であんな風にプレスを仕掛ける9番が、ほかにいるなら言ってみてくれ。チームメートは彼に続けばいいだけなんだよ」

「バロンドールはデンベレに与えられるべきだ。しかし受賞の理由はゴールではなく、守備の仕方によってだよ。プレスの仕方など、ボールがないところでの働きによってなんだ」

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0